カテゴリ:中国生活
こうしてiPhoneユーザーとなったつばめの生活は、
劇的に、とは言わないまでも、かなり変わりました。 まず朝起きたら、ピッと携帯上のボタンをクリックし、 北京の現在の外気温と、1時間ごとの天気予報をチェックします。 続いて今日の空気汚染指数のチェック。 パソコンでもチェックできるとはいえ、 まるで電気をつける感覚で、 ボタン一つで操作できる、というのが簡単でいい。 あっというまに朝の日課になりました。 空気汚染度など、今まで外の空の色などを見て 「勘」で判断していたのが(笑)、この指数と 外気温や風力などの数値を見て、 子供を連れて外出するかどうかの目安にするようになりました。 ・・・しかーし。 天気もよくて、空気もクリアな日って、 そうないんですよね~。 汚染度を数字で見るようになってから、 逆に外に出かけられなくなった気がします。 こういうのも良し悪しですね。 とにもかくにも、天気と空気をチェックした後は、 携帯でウェイシン(WeChat)とショートメールと、 パソコンメールのチェック。 ヤフオクなどもこれでチェックできるので、 ネットショッピングもずいぶん楽になりました。 もちろん、タオバオなどの中国サイトの買い物もできます。 iPhoneは、パソコン仕様を元に作られた携帯電話(スマートフォン)なので、 いろんなアプリ(アプリケーションソフト)と呼ばれるものを ダウンロードすることで、どんどん便利に使えます。 つばめが割合よく使っているのは、食材や料理名を 入力すると、いろんなレシピが出てくる「クックパッド」。 以前、今の若い人は、キッチンにパソコンを持ち込んで、 レシピを調べながら料理する人が増えているという話を聞き、 「でもキッチンでパソコンは、結構ややこしいんじゃないの」 と思っていたつばめでしたが、携帯だとコンパクトでGood。 レシピもサクサク調べられ、指先ひとつで ページをくりながら、料理もはかどります。 以前外出時には、携帯とデジカメを持ち歩いていましたが、 いまやこのiPhoneひとつで身軽にお出かけ。 iPhoneで写真を撮ったら、 すぐウェイシン上のミニブログ(モーメンツ)で、 今の自分や子供の状況をリアルでUPすることもできます。 パソコンだと、自分のブログに写真を載せるのに、 まずデジカメのデータをパソコンに落とし、 それをフォト蔵というHPにアップして、 そのアドレスをコピーしてブログに張り付けるという作業に なるのに対して、iPhoneだと、写真を撮る、 その写真をすぐ選択してミニブログにUPという一連の流れが クリック数回で済み、とてもスムーズで時間がかかりません。 最初、ウェイシンという通信手段と、 今までの携帯ショートメールとの違いが あまり分からなかったのですが、 ショートメールは1通に対して0.1元、 写真付きだと0.5元かかるのに対して、 ウェイシンは、無線インターネット(WiFi)がつながる 環境であれば、ウェイシン自体は無料。 特に写真付きで情報交換する場合などに便利です。 そしてもう一つ便利なのは、ウェイシンの ボイスメール機能。 いちいち携帯で文字を打つのが面倒な場合、 携帯のボタンを押しながらしゃべるだけで、 その音声が、相手に届けられるのです。 これは便利。 やっぱり、文字を打つよりしゃべるほうが早いですからね。 ボイスメールで友人とやりとりしてみましたが、 ちょっと声が遅れて聞こえる電話、という感じ。 かなりリアルに近い電話感覚でやりとりができます。 もちろん、それは相手がすぐに返事してくれれば、の話で、 電話だと相手の声にすぐ返事しないわけにはいかないですが、 ボイスメールだと、聞くだけ聞いて 忙しいから返事は後で、ということもできるわけです。 さらに便利そうだな、と思ったウェイシンの機能は、 友人をグループ化して、その友人たち全員に 同じ情報を流すことができるということ。 例えば友人たち数人と遊びに行く約束をするといった場合、 いちいち友人一人一人に連絡する必要がなく、 ウェイシン上で友人グループに発信するだけで、 そのグループの中の友人全員がその情報を共有でき、 またグループ内のメンバーの発言なども すべて共有となります。 個人的な話し合いはもちろん、 ちょっとしたビジネス上の連絡や小会議などにも 使えそうですね。 文字メールやボイスメールより、 さらにリアルな感覚で話ができるのが、 「FaceTime」という通信機能。 これは、無線インターネット回線を使った いわゆるテレビ電話ですね。 FaceTimeが使える電話を持っている人同士で、 お互い無線インターネット環境にいれば、 無料でテレビ電話ができるというわけです。 先日、海南島に旅行に行った時に 友人とFaceTimeで話してみましたが、 おもしろいですね。 「今、海南島に来てるの。ほら!」 と言いながら、携帯電話を360°グルッと回すと、 つばめが今見ている海南の景色を 友人もリアルで見ることができるのです(もちろんつばめの表情もね!)。 日本の友人との国際電話も、 FaceTimeを使えばタダなわけです。 海南島で、レンタカーを運転してホテルまで向かう際、 「高徳地図」というアプリをダウンロードして 行き先を入力すると、 携帯電話が即カーナビになって、 道案内をしゃべり始めたのにはびっくり。 ほんとに便利な世の中になりましたね。 今度、旅行や日本帰省の際に使ってみたいと 思っているのが、「飛常準」と「Passbook」いうアプリ。 飛行機というのは結構しょっちゅう遅れるものですが、 いざ遅れるとなった場合、飛行機は今どこにいて、 どのぐらい遅れるのかというのは気になるところ。 その情報をリアルに伝えてくれるのが、 この「飛常準」というアプリだそう。 聞くところによると、パイロットが管制塔に 送信する情報を、この「飛常準」が リアルタイムでキャッチするのだそうです。 「Passbook」は、飛行機のチェックインを あらかじめ家などで済ませておくことができ、 空港についたら、カウンターに行かずに 直接飛行機の搭乗口に行って、 携帯を搭乗口の機械にかざすだけでよいというもの。 荷物がない場合には便利ですよね。 まだまだiPhone を使い始めたばかりの つばめですが、使い方は無限に広がりそうだと 感じています。 もっと便利な使い方をご存知の方、 ぜひ初心者つばめにご伝授ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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