カテゴリ:日本生活
つばめ、先週末~今週にかけて、
弟の結婚式参加のため、 日本に3日間帰省しました。 4歳、2歳の子供たちをどうするか考えたのですが、 2泊3日のとんぼ返りのために、 子供たちを連れて大変な思いをするのも何だし、 ということで、夫に預けていくことになりました。 最初は、有給を取って自分が2人の子供を見ると 自信たっぷりに言っていた夫でしたが、 帰省日が近付くにつれて、 「下の子だけでも連れていったら?」 と弱気な発言。 義母にも、 「上はともかく、下の子を置いていって心配じゃないの?」 と言われましたが、つばめ、心中、 このひとり帰省がうれしくてたまりません。 だって、子供を持ってからのこの4年余り、 子供と離れて自分だけの時間というのは 皆無に等しかったのです。 2泊3日とはいえ、飛行機の待ち時間や機上での時間、 そして日本に着いてから実家で過ごすひととき、 そして弟の結婚式や披露宴でも、 まるで独身のような優雅な!?時間を 過ごすことができるのです。 気分はルンルン、ひとり旅~♪ え?子供?ぜーんぜん心配じゃありません。 2晩ぐらい子供たちがパパと過ごすのも、 いいことじゃありませんか! 子供なんて、泣いてもいつかは泣きやむし、 疲れたら勝手に眠るものなのです。 そんなこんなで、旅支度をして、 北京空港を飛び立ったつばめ。 3時間のフライトも間もなく終盤に入ったころ、 日本が見えてきました。 海に浮かぶ島々が、 まるで水墨画のように 近くに遠くにかすんで重なり合う情景は、 美しいの一言。 つばめは、機上から日本の国土が見えてくる瞬間、 いつもこの国の美しさに心打たれ、 心には「ふるさと」の歌が流れ出します。 同時に心に浮かぶのは、室生犀星の、 「ふるさとは とほきにありて おもふもの そしてかなしく うたふもの・・・」 という詞です。 ふるさとは、遠くにあるからこそ いつまでも美しく心の中にあり続けるものなのかもしれない、 中国人と結婚し、中国に定住し、 もう戻れない(戻るつもりのない)国となった故郷だからこそ、 この国が、ことさらに美しく、キラキラと輝いてみえるのかも しれません。 (ま、実際日本は清潔で美しい先進国であるのですが。。。) そんな国での滞在時間もあっという間に過ぎ、 すぐに北京帰国の日がやってきました。 「また、空気汚染に鳥インフルの、 話題満載のところへ帰るんだねぇ」 と実母。 「そうよ、夫と二人の子供がいる場所だから、 自分だけ難を逃れても意味ないからね(笑)」 と冗談を言いながら、空港へと向かいます。 機内。 残りわずかの一人時間。 雑誌一冊と、単行本一冊を読破。 普段はこんな時間もなかなかないし、 つばめにとっては優雅なひとときです。 北京空港について荷物を受け取り 外に出ると、 「おかあさーん!」という上の子の叫び声。 向こうから、夫に抱かれた下の子もやってきます。 2日離れただけなのに、子供たちが ことさらにちっちゃく、かわいく感じられます。 まさに、「おさなご」というのがぴったり。 後ろから義父母も現れました。 一家総出で迎えに来てくれたのです。 日本はきれいで便利で楽しいけど、 私の家は中国にあるんだ、と 改めて思ったことでした。 IMG_0855[1] posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/04/18 05:29:25 PM
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