ニーハオ中国

先日、日系幼稚園の未収園児クラス体験に出かけました。
終了後、来ている日本人ママさん達と
軽くおしゃべりをしたのですが、

つばめ：「お住まいはどちらですか？」
ママ：「しんじょうこくさいです。」
つばめ：「･･･しんじょう？？？」

しばらく話して、「新城国際」だということが
やっとわかったつばめ。
他のママさんに、

「私はさんぜんこうぐうです」

だの、

「こうめいこうぐうに住んでいます」

だのと言われても、全くピンとこないつばめ。
ママさん達、まるで昨日北京に来た人と
話しているような不可解な顔。
なぜそんな有名なところが分からないのか、
不思議に思ったに違いありません。

もともとつばめはあまり出歩かず、
地理に疎いというのもありますが、
みんなが言うマンションの名前が分からない原因の一番は、
それが日本語読みだったから。

そう、日本人駐在員の方などが多く住む地域に
出入りすることもなく、日本的な生活から
ほど遠い環境で暮らすつばめ、
友人も旦那さんが中国人だったり、
中国に長く住んでいるような人が多く、
そういう友人の間では、建物や地名、道路名などは、
中国語読みで話すことも多く、
日本にない食べ物の名前なども、中国語読みで言って、
みんなに普通に通じていたので、
それをごく当たり前と思っていたのですが、
世間一般ではそうではないということを、
思い知らされました。

つばめの頭の中では、
「新城国際」は「シンチェングオジィ」だし、
「三全公寓」は「サンチュエンゴンユゥ」、
「光明公寓」は「グァンミンゴンユゥ」
なのだけど、日本人社会ではそうではない、
自分がいかに、日本人ネットワークから外れたところで
暮らしているかをしみじみと感じました。

つばめの中の常識も、
日本に住んでいた頃とはかなり違ってきている気がするので、
日本から来たばかりの日本人の方と接する際には、
よほど気をつけないといけないなぁ、と
改めて思ったことでした。

↓先日、日本人が多く住む、ある高級住宅地に初めて入りました。
　日本風の独立した二階建て住宅に玄関があり、
　芝生の庭ではバーベキューもできそう。
　日本では割合普通に見られる二階建て住宅ですが、
　中国では「別荘」と呼ばれ、庶民には高嶺の花。
　住宅街には、コンビニや美容室、マッサージ屋さんなども入り、
　プールやテニスコート、サッカーコートなども敷地内にあります。
　そして奥には小高い丘や鯉の泳ぐ池のある公園が。
　うちの子供達は大喜びで公園の滑り台やお砂場で
　かなり長いこと遊んでいました。
　ここに住む人々は、この環境をごく普通に
　享受しているのかもしれませんが、
　なにせ、こういう滑り台やお砂場も、
　北京では普通、有料のキッズパークなどにわざわざ
　出向かかないと、なかなかお目にかかれませんからね（笑）！
　わが中国人夫は、砂場の日よけの下のベンチに寝転がり、お昼寝。
　子供を見失ったりさらわれたりする心配もない
　こんな平和なのどかさも、ガードマンがいる高級住宅地ならでは。
　住宅街の中は緑豊かで静かだけど、
　すぐ近くにはおしゃれなショッピングモールやレストランが立ち並び、
　日本大使館も目と鼻の先。大型公園も近く、便利な場所です。
　（我が家の住環境とは別世界～！）


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