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ニーハオ中国

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2013/09/27
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カテゴリ:中国生活
前回、わがふたり目ちゃんを「残酷」と
書いたつばめですが、それにまつわることで、
目が点になったことが。

近くの畑で、少し大きめのバッタを取ってきてくれた
親戚のおばあさん、いきなりそのバッタの羽を
むしり取ったのだ。

「こうしておけば、もう飛べないから、
子供が遊んでも逃げないでしょ」

と言うのだが、バッタの羽をむしり取って
子供に遊ばせる、という発想自体、
つばめにはまったくなかったので、びっくり。
しかも、そのおばあさんがバッタの羽をむしる
その手さばきの見事なこと。
ほんの1秒で、ピッピッと両方の羽をむしり取って
地面に投げ捨てました。

しかし、おばあさんのバッタの羽のむしり方が
あまりに手慣れていた理由は後になって分かりました。
田舎では、バッタやイナゴは食料なのです。

つかまえてきたバッタやイナゴをよく洗って羽をむしり、
油で揚げて食べます。
どうりで、親戚のおばあさんの羽をむしる手つきが、
プロ並みだったわけです。
日頃の台所での手慣れた作業だったのです。

お味は?
小エビのから揚げといった感じ?
軽く塩をして食べれば、カリッとして結構おいしいです。
(これが、さっきまでそこで飛び跳ねてた
 バッタだということを忘れれば!)
ふたり目ちゃんも結構喜んで食べてました。
子供は先入観なんてないですからね。

残酷といえば残酷なのですが、
考えてみれば、人間、殺生をせずに生きていくことはできず、
毎日、ウシさんやブタさん、トリさん魚さんを殺しては
その肉を食べているのですから、
バッタの羽をむしって食べたからって、
責められるものでもないでしょう。

「ウシを殺すことは許されて、
 バッタの羽をむしるのは残酷と言えるだろうか。
 これは、ただの習慣の違いなのだ」

と必死に自分に言い聞かせて、
納得しようとしたつばめなのでした。
でも、日本人の感覚としては
やっぱり、びっくりだと、思います。。。


↓イナゴのから揚げ。レストランでは羽付きで
 頭も羽も全部食べられるとのことでしたが、
 親戚の家では、羽はむしってから油で揚げてあり、
 食べる時に頭と内臓を取って食べるように言われました。
IMG_6672
IMG_6672 posted by (C)つばめ





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Last updated  2013/09/27 04:31:07 PM
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