カテゴリ:中国生活
骨折から1か月あまり経ったある日、
ふたり目ちゃんを連れて、 春節後に一度行ったことのある病院に 再び赴きました。 日本ではギブスをして2週間経ったら ギブスを外してやり直すのだと聞かされて 北京に戻ったのですが、 北京で苦労してやっと医者に診てもらったら、 ギブスは外さなくてよい、 あと2週間経ってからもう一度来て、 と言われ、日本で固めてもらったギブスのまま、 1か月あまりを過ごしたふたり目ちゃん。 ギブスを外してやっと完治かと思いきや、 足をひきずりながら戻ってきました。 聞けば、骨の接合自体はきれいに合っているが、 まだ接合が不十分ではなく、 周りの組織もまだ完全には回復していないとのこと。 「え?まだ完全に治っていないのに、 なんでギブス外したの? それならギブス外さないほうがいいんじゃないの?」 つばめがふたり目ちゃんの様子にショックを受けながら 付き添った夫に問い詰めましたが、夫も答えられず。 そのぐらいのこと、お医者さんがきちんと話してくれてもいいのに、 何だかよく分からないまま、ギブスだけ外して帰ってきたようでした。 しかも、お医者さんが忙しく、ギブスを外すのを 後回しにされたため、夫が外科にノコギリを借りに行って 自分でふたり目ちゃんのギブスを切って外したというから 驚きました。 いくら忙しいからって、そんなことを患者の親にさせる 医者の肝の太さに二度びっくり! 中国トップレベルの国立児童病院の医師がそんなことさせる? ますますギブスを外したふたり目ちゃんのことが 心配になりました。 つばめに問い詰められた夫も心配になったらしく、 翌日別のスポーツの怪我の治療で有名な 中医病院へ行ってみようということになりました。 親に子供のギブスを外させた医師には、 別のなんとか病院の近くに 医療機器などを扱う店がいっぱいあるから、 そこへふたり目ちゃんの足のサポーターを買いに行くよう 言われていたので、先にサポーターを購入し、 それから中医病院へ行くことになりました。 さて、サポーター。 最初の店で薦められたサポーターは、 フランス製とかで、良さそうではあったけど、 お値段1400元(約2万円)。 他にどんなサポーターがあるのかと 周囲のお店を5つ6つも巡ってみたが、 小さな子供用のサポーターを扱っているところは少なく、 やっと見つかったのは80元(1200円)のサポーター。 だけど、やっぱり値段ほどなんじゃないかなぁ、 適切なサポーターをしなかったせいで後遺症が残ったら困るし、 高いほうにしようかと親が悩んだその瞬間、 ふたり目ちゃんが、 「これがぴったり!これにする!」 と言う。 夫が、「さっきのところのほうがよかったんじゃないか」 と確認したが、本人はこれがいいと言うので、 80元のサポーターを購入。 その後、疲れたので近くで昼食を食べ、 午後は中医病院へ。 数時間の待ち時間の末、 医師に聞いた説明は、 「完治ではないが、もう石膏を外して 少しずつ動かしたほうがよい」 というものでした。 そのことを確認するために、 週末の丸一日をつぶしたつばめ一家。 購入した80元のサポーターを見せたら、 こういうサポーターでよいとのことでした。 ああ、石膏を外した病院で、 一言の説明があったなら、 つばめたちはこんなに不安にならなくて済んだのに。 そして、病院でふさわしいサポーターを 出してくれたなら、つばめたちは、 何軒もの店をはしごして、あーでもない、こーでもないと 悩む必要もなかったのです。 とにもかくにも、 石膏を外し、サポーターで過ごせるようになり、 お風呂もだいぶん楽になりました。 そして、学校のほうも、親が毎日教室まで送り迎えすること、 そして、美術や音楽、体育など、教室移動がある授業は受けず、 自分の教室で自習するということを条件に なんとか通わせてもらえるようになり、 ほっとしています。 サポーターになってすでに2週間、 そろそろ松葉杖に頼らなくてもゆっくり歩けるようになり、 急に走ったりしそうで心配なふたり目ちゃんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/03/25 08:34:54 PM
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