カテゴリ:バイリンガル教育
日中間、そして日本語と中国語の間を行き来しながら育つ
うちの子供たちは、日本語と中国語、 どちらの言葉も単一言語環境で育つ人たちには及ばない 中途半端な状態になりそうだと危惧していたつばめに この本は大きな勇気をくれました。 私も「移動する子ども」だった posted by (C)つばめ これは、いくつもの国・言語間を移動しながら育った子供たちの物語。 マルチタレントのセイン・カミュ、一青窈の姉で女優・歯科医の一青妙、 料理研究家のコウケンテツなど、各界で活躍するミックスの方々の 山あり谷ありの人生ストーリー。 この本を読んで分かったことは、バイリンガルといっても、 二か国語を完璧に身に着けている人なんていうのはほぼ皆無で、 やはり強い言葉、弱い言葉があって、 一見両方の言葉が完璧にできると誤解されがちなだけに、 弱い言葉のほうに、あるいは両方が中途半端だと、 皆さんおしなべて自分の言語能力に対して コンプレックスを持つ時期があるようだということです。 そうではありますが、多くの方は、成長の過程で 自分が弱いと気づいた部分についても、 必要性や興味があったりする部分は自身で勉強するなどして補いながら、 最終的にはそんな自分自身の状態をも個性とプラスに受け止め、 しっかりと社会に根を張って活躍されている、 そのことに大いに励まされました。 言葉だけじゃない、子どもたちの生きる力を信じてゆったりと構える、 そういう心構えが親には必要なのだな、と 改めて気づかせてもらいました。 →つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/16 12:50:13 AM
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