カテゴリ:中国・新型コロナ関連情報
中国の外国人入国停止措置にあたり、
もし今、自分たちが日本にいたとすれば・・・・・・、 と色々と頭の中でシュミレーションしたつばめでしたが、 よく考えてみると、 上の息子は中国パスポートでの出入国ですので、 たとえ今日本にいたとしても、 中国人として中国に戻ることができることに気がつきました。 問題は下の娘。 日本パスポート+中国通行証(事情があり中国パスポートを 持っていない中国人に対して発給されるもの)で 日中間を行き来しており、 航空券はいつも日本のパスポート番号で購入していますので、 もし今娘が日本にいれば、今回の措置に引っ掛かる可能性があり、 中国大使館(領事館)に、 下の娘は中国通行証(中国国籍保有を証明するもの)で 中国への入国が可能なのかどうかを確認したり、 航空会社に、下の子の航空券購入について、 中国通行証番号での購入が可能(必要)かどうか 問い合わせたりする必要が出てきます。 中国通行証は外国人に対して発給するビザや居留許可というよりも、 様々な事情で中国パスポートが取得できない 中国人に対して発給されるものであり、 どちらかといえば中国パスポートに近い位置づけであると つばめ自身は認識しているのですが、 もしも通行証での中国入国が不可であれば、 日本で娘の中国パスポート申請を試してみるかもしれません。 (一人っ子政策が緩和され、5歳の時に北京戸籍を取得したので、 少なくとも北京では中国パスポートの申請も可能なはずですが、 日本で申請できるのかどうか。) そして、つばめは中国から見れば外国人ですが、 中国国民とほぼ同等の待遇を享受できると言われている 中国永久居留証を持っており、 今回の外国人の入国停止措置にあたり、 中国国民に準ずる待遇で、 永久居留証での中国入国が可能なのかどうかも 確認しなければなりません。 もしつばめが中国に戻れない場合、 学校再開前に中国国籍のある子供たちだけを 北京に戻すことを考えてみるかもしれませんが、 現在北京への直行便は運行されておらず、 この非常事態の中、子供たちだけで飛行機に乗って 北京に戻るのは無理だと思いますし、 飛行機という感染リスクを冒して子供だけ北京に戻し、 何か月も、もしかしたら1年以上にわたって、 子供たちに母親なしで北京で過ごさせるというのも 大きな子ならまだしも、小学生の場合、 現実的にはかなり難しい気がします。 (夫とじーちゃんを総動員!?・・・・・・無理か) それにしても、これまで上の子は中国パスポート+日本ビザ、 下の子は日本パスポート+中国通行証での出入国に 特に不便は感じていませんでしたが、 入国停止という非常事態になってみると、 国籍の違いというのがこういうところで 決定的に影響してくるのだということを じみじみと感じさせられます。 中国パスポートを持っている上の息子は 中国に自国民として扱われますが、 下の娘は日本パスポートをもって自己の身分を証明するなら、 中国からすれば外国人ということになり、 非常事態にあたって自国民より優先されることはありません。 (中国通行証がどのような位置づけなのかは微妙ですが。。。) 逆に、日本からすれば、うちの娘は自国民、 息子は外国人ということになり、 非常時の待遇は変わってくるものと思います。 国籍、どこの国に所属するか、ということは よくよく複雑で難しい問題ですね。 中国の外国人入国停止措置によって 本当に色々なことを考えさせられたつばめです。 ↓故宮東門へと続く道 故??? posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国・新型コロナ関連情報] カテゴリの最新記事
|
|