カテゴリ:中国・新型コロナ関連情報
国慶節明けの11日、青島の病院で
新型コロナ感染者が発見されましたが、 青島市はすぐに濃厚接触者からPCR検査をスタートし、 4日間で全市民約1,000万人に対するPCR検査を終えました。 結果もすぐに出て、現時点までに発見された陽性患者は13人、 早い段階で接触者を含めて全員が隔離されており、 これ以上の広がりはほぼなさそうです。 今回の経緯は、青島の湾岸で海外から輸入された冷凍海鮮の 積み下ろしに従事していた人が新型コロナに感染して 市内のある病院の閉鎖病棟に入院し、CT検査を一般病棟で受けたが、 そのCT検査室の消毒に不備があったことで 翌日にCT検査を受けた一般患者に感染、 病院でのクラスター発生につながったそうで、 ウイルスの遺伝子配列からも、ウイルスがどこからやってきて どのように広がったかという感染経路はほぼ分かっているようです。 なお病院院長は責任を問われて更迭されたそうです。 北京第二波でもそうでしたが、数例でも市井感染が出ると 数日で全市民に対してPCR検査を実施して 発生早期段階で感染拡大を徹底的に抑え込み、 市内および中国他地域への感染の広がりを防ぐというやり方が ほぼ定着した感がありますね。 数例発生時点で素早く徹底的な対応ができれば、 大きく広がってから対処するよりも楽で 被害が少ないに決まっています。 青島はほぼ落ち着いたといった状況ですが、 今、我が家の感染源は息子。 先週よりおたふく風邪にかかり、在宅オンライン学習中です。 おたふく風邪といっても軽めで比較的元気なので、 学校を休んではいますが、家でテレビ&インターネットで 北京市教育委員会作成の授業動画「空中課堂」を見て、 その進度に合わせて家で問題集をやっています。 前学期の「空中課堂」は国語、算数、英語、道徳の4科目でしたが、 今学期は「科学」や「音楽」、「美術」などの科目も登場し、 また教師の立ち位置なども研究され、よりパワーアップされている模様。 今学期は基本的に登校授業となっていますが、 いつコロナ再発で在宅授業に切り替わっても大丈夫なように、 また様々な事情で今なお登校できない状況にある子供たちのために 小1~高3の各科目の授業動画「空中課堂」の提供も継続しています。 思えばこの「空中課堂」、 けがや病気などで長期間学校を休む子どもや 障害などがあって学校に行けない子供たちにも 在宅での学びの機会を提供できるよいツールなのでは? コロナ渦が去っても、小~高校までの全科目・全教科書対応の動画を テレビ&インターネットで提供する試みはぜひ継続し、 より広範囲で利用される道を模索していってほしいものです。 青島の状況が北京に波及することもなさそうとみたのか、 今日から小学校のクラブが始まり、お迎えは14:50→17:30に。 つばめの在宅の仕事も今週から再開したので、 週に何日かでも17:30まで子供を預かってくれるのはとても助かります。 このうえは、一日も早く息子のおたふく風邪が完治して、 兄妹揃って元気に学校に行ってほしいと願うつばめです。 (昨日病院に行ったのですが、エコーでまだおたふく風邪の痕跡が 残っていると言われ、「完治証明」を出してもらえませんでした。 これがないと学校に復学できません泣) ↓近所のデパート前で。 ボタン犬 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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