カテゴリ:中国生活
もうずいぶん前の話になってしまいましたが、
毎年紅白の印象を書いているので、 記録のために今年も書き留めておきます。 今年は男女に分かれない初の紅白ということで、 ジェンダーフリーや多文化共生を意識した カラフルでポップな感じでしたが、 半分ぐらい脱皮し切れてない感を感じました。 男女に分かれないなら、紅白のどっちが勝ったかなんて 関係なさそうなものですが、 区切りごとに赤が優勢だのどうのという中間レポートが入り、 最後はどっちが優勝した!とかいうのも例年通り。 最後は『ほたるの光』で昭和っぽい締めくくり。 次回の紅白では、もう半分も脱皮するのかしら。 2021年の紅白、わたしの中の一番は、藤井風。 少し前のNHKで藤井風の特集番組を見て メロディー、歌詞、ピアノに歌、どれも天才的だと感動したが、 まさか紅白に登場するとは思わなかった。 コロナ下の2020年1月にデビューしたそうなので、 風のように現れて、星のようにトップまで駆け上った感じですね。 紅白が終わった後も、ずっと頭の中で回って 思わず口ずさんでしまうほど、 1回聞いたらしみ込む印象的なメロディー。 それに歌詞が面白い。 「燃えよ、あの空に燃えよ」が 「強がりも もーえーよ」になって、 「汗かいてもえーよ 恥かいてもえーよ」 と展開するのがほんまにすごい。 天才的やわ! 歌詞が1行ごとに韻を踏むだけでなく、 『もうええわ』という曲名と『燃えよ』という曲名が また響き合っていて、「なんと!」と驚きだった。 紅白には出なかったが、 『何なんw』という曲の岡山弁もかわいい&カッコイイ。 歌詞とメロディが完全に一致していて、 音から関西アクセントまで匂い立つのがすごい。 ダサいはずなのに、妙におしゃれでイマドキで。 紅白ではトリのMisiaとのコラボもよかった。 これからの曲も楽しみ! 若者つながりでいえば、「まふまふ」の 『命に嫌われている』という歌にもビックリした。 わたしの中のもうひとつの目玉は、すぎやまこういち作曲の ドラゴンクエスト挿入曲『序曲』『そして伝説へ』。 オーケストラで演奏されうるようなこんな壮大な音楽が ゲームのために作られたということに 素直に感動。 音楽が作り出す世界観。 すぎやま氏のご冥福をお祈りいたします。 このほか、NHK朝ドラの主題歌『アルデバラン』を歌った AIの魂のこもった歌声にも心震えました。 ちなみに小5の娘は、YOASOBIの『群青』が好きだそうです。 娘も青春なんだな、って思った次第。 普段日本でどんな歌が流行っているか 全然知らないので、 紅白だけは真面目に(笑)見ています。 あーだ、こーだ、と言いながらも、 昭和生まれのわたしにとっては、 紅白は日本の年末年始の象徴になっています。 (海外に出たから、化石化しているのかも笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/26 09:24:38 AM
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