カテゴリ:中国人夫
金曜日の授業が前倒しになり、
すでにすっかりGWモードのわたしは 朝からテレビ三昧。 夫がリビングに出てきたので、 夫にチャンネルを譲ることにした。 すると夫は君が見たらとやさしい言葉。 いやいやわたし、今日は朝からなーんもせずに テレビの前に座ってるだけだからと言った後。 急にちがう気持ちが湧いてきて、 「そういや、洗濯した!」 とベランダにはためく洗濯物を指さして えらそうに言ったら、 「そういや、テレビ台もきれいになってるね」 と夫の意外な言葉。 おっ、気づいた? にわかに、 「わたし朝からいろいろ頑張った!」 というプラスの感情が生まれると同時に、 やや枯れかけていた夫への愛情がむくむくと湧いてきた。 「ありがと、ダーリン。テレビどうそ💗」 とそそくさとチャンネル権をゆずり、 お茶でも入れようと席を立ったのでした。 ✨そういや、テレビ台もきれいになってるね~*'ω'*☺-☆✨ 夫の言葉が私の胸でリフレイン。 な~んて心地のいい言葉。 主婦は家事をしたってなにも気づかれず、 感謝の言葉をかけられることも少ないと思う。 やって当たり前、 やらなかったらさぼってるということになって、 がんばっても気づいてすらもらえないことが多い。 それに慣れ切っていた私にとって さっきの夫の言葉は砂漠にオアシスを見つけたような 潤いを感じた。 自分の小さな仕事に気づいてもらえた喜び。 自分の存在や働きが認められたうれしさ。 ほめられたわけでもない。 なのにこの満たされた気持ちはなんだろう。 ちいさなことに気づくこと。 気づいたことを言葉にすること。 そんなちょっとしたことが どれだけ人の気持ちを満たすかということを実感した。 そういや子供だって同じかもなぁ。 子供をほめて育てよう、 なんてわざとらしいことを思ったりしていたが、 意外に忘れてたのが この、ちいさなことに目を向けて気づく、 それをさりげなく伝える、っていうことだったかも。 夫の一言から子育ての反省にまで至った ある朝の出来事でした。 ↓柳の垂れてる葉っぱの先っぽをよーく見て。 これが今北京を飛来する綿毛の出どころの一つデス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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