・:*:・゜美味しく過ぎる毎日・:*:・゜'

試写会で観た『憑神』の本編について書きたいと
思います

お話の方は、江戸の末期に文武両道ながらも、
仕事の些細なミスから、婿に行った家から離縁を
言い渡され、実家で冷や飯食いになっている侍が
ひょんなことから願掛けしたお稲荷様。
神頼みのはずが、そこは災いの神様を呼び寄せる
お稲荷様で、福の神代わりにとんでもない神様が
次ぎ次ぎに彼の元にやってきた、、、。

って言う感じで、前半は完全にコメディです。
彼の元にやってくる神様達や、由緒ある家柄なのに
全然仕事をする気のない長兄などに振り回される、
主人公が可笑しくて、可笑しくて、もうずっと
笑いっぱなしでした。

脇を固める俳優さん達も、そうそうたるメンバー
なので、安心して観ていられる感じです。
特に西田敏行さん、香川照之さん、佐藤隆太さん、
佐々木蔵之介さん達の演技にはやられました。
かなり笑わせてもらった感じがします
女性陣も鈴木砂羽さんが良かったですね～。

ストーリーにも、笑いにもメリハリがあるので、
後半の真摯な部分が際立って、最後はジーン
としてしまいました。

個人的にはラストの１分位は、なくても良かった
ような気がするのですが、皆さんはどう思うかな？
でも全体を通して話も面白いし、映像も綺麗だし、
笑うだけ笑って、ジーンとくるお得な映画だったと
思います。
レディースデーにでも、もう1回くらい観に行っちゃう
かもしれないです