テーマ:最近観た映画。(40141)
カテゴリ:映画(劇場)
碁を愛した1人の天才の物語です お話の方は 囲碁の神様とうたわれる呉清源の自伝を、「春の惑い」の ティエン・チュアンチュアン監督が映画化した人間ドラマ。 日中の激動の歴史と共に歩んだ、孤高の天才の半生を描く。 昭和3年、北京で囲碁の天才少年と呼ばれた呉清源が14歳で 来日。 日本の棋士たちを打ち破り、瞬く間にトップに上り詰める。 だが、厳しい勝負の世界に身を置く彼は孤独にさいなまれ、 時代は日中戦争へと突入していく。 日中関係が険悪になっていた時代に、帰化して日本人となった彼は 精神的にも追い詰められ、次第に宗教へとのめりこんでいく。 碁が好きで仕方がないだけなのに、戦争や、周りの環境が彼の心の 自由を奪い、出たくもない試合に参加させられ、広告塔に利用される。 呉清源が現在の安全な日本に生まれていて、好きな碁を自由に 楽しめていたらと悔やまれてなりません 主演のチャン・チェンの美しさは息を呑むものがあったのですが、 日本語のセリフを減らすためか、字幕でその時の気持ちなどを、 読ませて終わりっていう場面が多くてもったいない気がしました。 彼の言葉で聞いていたら、もっと感情移入ができたのでは、、、と 残念に思いました。 ただ映像はどこを切っても絵になるような、静謐で独特の美しさが ありました。 空気の冷たさや、温度が伝わってくる、澄み切った映画です。 映画の最初に、呉清源さん本人の今の映像が流れましたよ(^-^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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