・:*:・゜美味しく過ぎる毎日・:*:・゜'

水曜日にレディースデーで観て来ました。
違う映画を観に行く予定だったのですが、この映画も
評判良いし、やってる映画館が意外と少ないので、
急遽変更で
最近観た『ペネロピ』で観てから少し気になっている
ジェイムズ・マカボイさんも出演されてたし（笑）

お話の方は

ベストセラー「贖罪」の映画化に挑んだ大河ロマン。
戦争によって翻弄される男女３人の痛切な運命が展開。
1935年、英国の令嬢セシーリアが、妹ブライオニーの
嘘によって愛し合うロビーとの仲を引き裂かれてしまう。
ロビーはセシーリアとの再会を夢見て戦場をさまよい、
ブライオニーは罪悪感に苦しむのだった。

純文学の香りの漂う重厚な作品でした。
前半の映像の美しさと、お金持ちで幸福に過ごしていた
日々から一転、戦火に巻き込まれ、時代に翻弄される
恋人達の姿は切なさを誘います。
ささいな嫉妬心から嘘をつきロビーの一生を狂わせて
しまう事になる妹のブライオニー。
小さくても女性の嫉妬心は恐いものだって再認識した
男性の観客もいらしたかも

笑いとは無縁の作品ですが、どっしりと見ごたえのある
1本でした。
キーラ・ナイトレイはこうしてみると、やっぱり美しい
女優さんですね。
ジェイムズ・マカボイも、精悍で素敵でした。
ペネロピのちょっと退廃的な感じも素敵でしたが、この
役でも違った魅力を見せてくれてました