・:*:・゜美味しく過ぎる毎日・:*:・゜'

ドラマの「タイガー&ドラゴン」で落語物にはまってから
なんとなく押えている、落語関連の本や映画。
これもチラシ貰ってから気になっていたのですが、上映の
回数が減ってきたので、急いで観てきました

お話の方は

念願の落語の世界に飛び込んだ香須美は、女というハンデに
加え師匠は落語界の問題児であったが、逆風にもまれながら
女前座として日々奮闘していた。
ある日師匠の平佐が突然、呪われた噺「緋扇長屋」に挑むと
宣言。
周囲が騒然とする中、心配する香須美は、信念を曲げようと
しない師匠の心に共感していく。

まだまだ女性が生きていくには厳しい世界なんですね～、
落語界も。
一生懸命仕事をしても、女中扱いや、セクハラ行為を受け
るばかりで、1人前としては認めてもらえない。
でも大好きな落語の世界で生きていくために、日々練習を
怠らない、前向きな姿は良かったなぁ。
公園で「寿限無」の練習をしていたら、自然と周りにいた
人が集まってくるシーンがあるのですが、なかなか見事な
節まわしで、ミムラさんかなり練習したんだろうなぁって

呪われた「緋扇長屋」は曰く付きのお話で、書いた人も
演じた人もみんな死んでいるんです。
師匠が演じ始めると、その「語り」が当時の映像になって
ドラマ仕立てで展開されるので、より分かりやすく入り込み
やすかったです。
この作りは「タイ&ドラ」に似てるかもしれないですね。
津川さんは流石でした。
落語家、顔負けの語りには引き込まれました

怪談っぽい側面もあって、夏向けの作品でした。


落語娘
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