テーマ:最近観た映画。(40139)
カテゴリ:映画(劇場)
思っていた映画に『終了』マークが付いていたので 慌てて観に行ってきました。 お話の方は 36歳の漫画家の高原菜都美は、昼間からビールを飲み、 たらいで水浴、ソファで昼寝をするなどスランプから 抜け出せない生活を送っていた。 新米編集者の財前にも愛想を尽かされ、キツイ一言を 言われてしまうが、幼い頃に過ごした友達との思い出 にふけるうちに、菜都美の心が徐々に変化し始める。 深津さん演じる菜都美が、子供のころの友情に思いを 馳せるお話なので、若手の女優さん達がメイン。 なので演技も未熟で、学芸会を観てるような気持ちに なるところも少しあったかなぁ。 世代としては主人公の菜都美に近いので、子供のころ こんな馬鹿な事言いあったなぁとか、既視感的な物は 感じられたのですが 西原さんの漫画の独特の距離感や、行間などを映像化 すると少しスカスカな印象になっちゃうんでしょうね。 台詞とかもともと少なめな漫画だし。 でも余計な説明を加えちゃうと、西原テイストじゃなく なっちゃうし。 ただ、3人の子供時代の洋服がいつも3色に色分けされて いたところや、中学の制服がみんな違うところとかは、 西原さんの漫画っぽくて良かったです。 山を背景に3人で等間隔で歩いてくシーンも、西原さんが 描きそうな雰囲気があったし。 ちょっとずつ家庭に問題のある3人の仲良しな女の子、 なっちゃん、きみちゃん、みさちゃん。 自分の将来ってどんな風になるんだろうなぁ、でも ここで育った女の子のたどる道って決まってるよね、 そんな少し諦めに近いものを抱えながら、自分なりの 幸せを探し続けます。 3人それぞれに更に辛い出来事がおそったりしても、 それでもずっと友達のまま。 そんな3人の最後の喧嘩のシーンの辺りから、一気に 話が進んで、みさちゃんの母親役の風吹ジュンさんに やられちゃいました あぁ、やっぱりうまいなぁ、、、って。 最後の週だったので比較的、席も埋まってたのですが エンドロールの間、誰も席を立たなかったのがスゴい って個人的に思いました。 最後の持田香織さんの歌声が映画の余韻にぴったりで したしね。 女の子ものがたり 900円 《送料無料》持田香織 【初回仕様!】 moka(通常盤)(CD) 3059円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画(劇場)] カテゴリの最新記事
|
|