『千里眼 洗脳試験』 松岡圭祐
すご~く久しぶりに松岡さんの千里眼シリーズを買ってみました。内容の方はというと(楽天ブックス参照)奥多摩山中に忽然と出現した白亜の六角形の建造物。それは、主宰も目的も不明な謎の自己啓発セミナー「デーヴァ瞑想チーム」のものだった。防衛庁出身の元国家公務員で“千里眼”の異名をとるカウンセラー・岬美由紀は、そこに4000人の人質が捕らわれ、爆弾テロに脅かされていることに気づく。その中核にはカルト教団教祖としてかつて日本を震撼させたあの女の存在があった…。岬の宿敵・友里佐知子は生きていた!制限時間500分。増長する現実のテロリズム世界を越える、史上最悪爆弾テロ成立の可能性を描いたシリーズ第四作。宿敵のライバルとの戦いということで、期待しながら読んでいて、途中まではドキドキさせられて面白かったのですが、ラスト友里の過去が明らかになったところでえ???って言う感じで、、、。サービス精神が旺盛な作者の悪戯心なのかもしれないけどちょっと行き過ぎじゃないの~ってなんか興がそがれちゃって、残念でした。最近、このサービス精神がちょっと鼻につくんですよね面白くしようっていう努力は、買いますけどね。。。 千里眼 洗脳試験879円