ドイツの日だまり

 

いつも笑顔のYさん　　

　　　　　　　　

　はまち　に喜んでる私

 箸が上手に使えない人の為に

 

 スイスに近いＫ市に越して来たのは１８年前だが、当時日本レストランは無かった。　だが今は３軒ある。　

その中で私のお気に入りは「達美」。　　寿司だけでなく、麺類、天ぷら他があって定食も色々だ。

ご主人のYさんは九州男児でお昼には奥様も手伝っている。　二人共とても明るくて気さくで親切、一緒に雑談をしていると日本にいるような錯覚に陥ってしまう。　レストランは味は勿論だが、雰囲気とオーナーの人柄も大切だ。

今年の１月には、この店を借り切って日本女性コーラスのメンバーで新年会もした。　Yさんに料理はお任せしたのだが、皆が感嘆するほどたくさんの料理を作ってくれた。

昨日（水曜日）は友人のさくらんぼさんと　ちらし寿司　を食べた。　実はメニューに　ちらし寿司は載っていないので特別注文。　私の好きな　はまち　が入っていて「おーいーしーかった！」　

ところで世界中の寿司ブームはもう長く、ドイツの各地で寿司を食べてきたが、「これはいったい何なのだ」と思うような店もある。　醤油を水で薄めている所もあったなあ。　そしてよく目にするのは、お箸を使って握り寿司を醤油がたっぷり入った小皿にどっぷり漬けるので、寿司飯がバラバラの氾濫状態、その真っ黒になった米粒を食べるのだ。

知人には「握りはね、こうやって指で持って、サッと逆さまにしてネタに醤油をつけて食べるといいのよ。指は魚臭くなるけどね」　と教えてあげる。　あんな醤油ごはんを食べていたら、ビールは美味しいだろうが・・・・・・・・あっ、そうか！それで親切に喉が乾かないよう、醤油の水割りってわけ？？？？？？