ドイツの日だまり

オーストリアの田舎で止まったペンションにフローラ　という犬がいて、朝食中に私の傍に来て見上げる顔が何とも愛らしかった。　勿論　ねだり顔。　「勝手に食べ物をあげてはいけないのよね」と言いながら、ちぎったパンをわざと落とす。　　ペンションの人、ごめんなさい。

　　　　　　　　エイミー＆パッチーの匂いがするのかな？

日曜に続き天気は最高。　ペンションで自転車を借りて近くをサイクリング。

地続き、そして歴史的背景も伴いドイツの田舎風景と変わりない。オーストリアと言えば高い山というイメージだが、この付近は低地で丘が多い。葡萄、りんご、じゃがいも、などの畑の合間を走っていたら、一面に黄色くて大きい花が咲いている？のが見え、傍に行ったら大きな　かぼちゃ　がたくさん並んでいた。

急坂は無いが、長いだらだら坂はけっこう大変。　でも坂を上りきった時の気分は最高。

一息ついて　この写真を撮っていたら、夫が「自転車で走ってるところを撮ってあげるから又戻って上がっておいでよ」と言ったが、その気力はもう無かった。

チャペルの前で

　　　　　　　　路上　無人のかぼちゃ売り　（置いてある空き缶の中にお金を入れる）

　　　　　　　　小さい村でも　教会は必ずある

 結局３０Km位はしって、ペンションで一休み。　夫が留守番している息子に電話をして「運動不足のママは相当疲れているみたい」と言っておきながら、気が付くと彼はベットで寝息をたて始めた。

その晩は車でウイーン市内に行って、娘と会い３人で食事をした。 

ツイーベル（玉ねぎ）ローストブラテンはドイツでもよく食べられる。サクッと揚げた玉ねぎの下に、焼いた牛肉が隠れている。　ビールと共に食べた。　

次に娘に会うのはクリスマス。　しばしの別れ　にだいぶ慣れてきたものの、やはり胸がキュンとした。