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カテゴリ:里帰り よもやま話
母はこの方のファンです。 ファンクラブにも入っていませんし、 おっかけ もしませんが、母に言わせると歌が上手で可愛いんだそう。 氷川きよし、若手・演歌歌手で、時々エルビス・プレスリーみたいな衣装で演歌を歌ちゃうんですよね。 いつだったか、テレビで元・新宿歌舞伎町ホストクラブでNr.1だった男性を見ましたが、何となく顔立ちが似てるような。 こういうタイプがおばさんキラーなんでしょうかね~。 と、人事のように言ってる私もおばさんですが、可愛いタイプより渋いタイプが好みですの。
何年か前の里帰り期間、母と一緒に彼のコンサート(神奈川県民ホール)に行ったんです。 姉がネット売買に慣れてる彼女の息子に頼んで、母の為にやっと手に入れたチケット。演歌は苦手な私ですが、喜ぶ母のお供として一緒に 出かけられる事が嬉しかった。
ところが出かける前、姉から大変な任務を与えられてしまった。 姉が友達の又友達の・・・・・まあ どうでもいいけど、 あるきよしファンから得た貴重な?情報によると 彼はコンサートの最初の挨拶の時、「皆さん、今日はどちらから いらっしゃったんですか~?」と観客に聞くそう。 「東京からの方は手を上げてくださ~い」で始まり、あるコンサートでは「ひょっとして北海道からの方は~?」で、あるお年寄りが手を上げたら、彼は感激してお婆さんの席まで行って握手をしたそう。 時には冗談まじりで「外国から来た方は~~?」もあるらしいそう。 もし永川きよしがそう聞いたら・・・・・・と 姉が言った 「もに香、あなた絶対手をちゃんと上げるのよ! お母さんが彼と握手出来るかもしれないんだからね! それに嘘じゃないでしょ、あなたは外国に住んでるんだからね」 そりゃ、私はドイツに住んでますよ。でもね、氷川きよしのコンサートの為に日本に来たわけじゃないんだわ・・・・・・・と心で思ったものの 姉の熱意と母の期待に負けて「わかったよ、頑張ります」 そして姉と母には悪いが どうか今日のコンサートでは 「何処から来たの?」が国内だけとなりますように と祈りながら コンサート会場へ。
そして任務遂行時が迫ってきた。 姉の言ったとおり、きよしさんからの問いが始まり、最後の問いは「ひょっとして アメリカから来た方なんて いますか~?」 ほっとする私、だって私はアメリカじゃなくてドイツだもんね・・・・・・でも期待してる母を思うと迷った! まあ アメリカもドイツも同じ外国だし親孝行だと思って、と思い切って手を上げようとしたら、左隣に座る女性がびっくりしたように私を見た・・・・・・・私の腕はまっすぐ上がってると言うより、肘が90度に曲がっている皇室挨拶スタイルのまま硬直状態。 きよしさんには お母さん、ごめんなさい
パッチー : 前回はマーリーの話、そして今度は日本の演歌歌手の話、 ママのブログって支離滅裂だよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.21 08:47:49
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