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カテゴリ:家族の話
日曜日は 家族4人でオマ(お婆ちゃん)を お見舞い。 義理の母は先月 骨折し、手術を受けた病院から クアハウス(Kurhaus)と呼ばれる療養センターに移りました。 サウナ、プール他、リハビリ用設備もあり、全て個室。 単なる保養の目的で 休暇を過ごす人達もいます。 我家からは約200Km。
まるでホテルのロビーのような 落ち着いたムード
このホールで 朝・昼・晩 食事をします 中にあるCafeでお茶した後、外を散歩 散歩中 夫と 「ここはG市の近くだよね~」 と話し始めました。 25年前、日本で結婚した私達は 結婚直後、ハネムーンを兼ねて 東京から関西、九州、香港、マレーシアなど旅行しながら 夫の次の勤務地、ドイツのG市にやってきました。 G市では 長いホテル住まいの後 やっと見つけたアパートへ越したものの、半年後にハンブルグへ転勤。 たとえ短くても、私と夫の最初の住まいを思い出すと とっても懐かしくなり、 オマも一緒にG市へ行ってみる事に。 25年の歳月は大きく、街の様子が随分変わってました。 住まいが どの辺にあったか、何となく記憶してても正確な場所が見つかりません。 どうしても住所が思い出せないんです。 ちなみに私達は引っ越す度に、まず仮住まい、そして本住まいだったので、現住所は8つ目です。 日本の友人から「もに香のアドレスは鉛筆で書いた方がいいわね~」と言われてました。
取り合えず 最初に目に付いたピザリアに入り、ピザを食べながらゆっくり思い出そうとしたけど駄目。 店の人に電話帳を借り、 ABCの順にアドレスリストを見ていたら夫がいきなり 「XXXXX通りだ!」と。 私も そんな通り名だったような気がしてきて、 さっそく XXXXXX通りへ車を走らせると・・・・・・・・・見つけました!
そう、 この家です。 家の持ち主(大家さん)は1階、私達は2階に住んでました。 約100平米の広さでしたが、キッチンは小さかったな~。 そのキッチンで 餃子食べたさに餃子の皮を苦労して作った事 日本から持ってきたコタツに昼間 一人で座り 親への手紙を書きながら泣いた事 些細な事で夫と喧嘩して 本気で日本へ帰ろうと思った事 私の誕生日を祝う為に義理の母や姉・兄達が来てくれて 嬉しかった事 ドイツで初めて出来た友達を 家に招待した時の事 夫がお揃いの自転車を買ってきて サイクリングを楽しんだ翌日、夫の自転車だけがガレージから盗まれてしまった事、、、、、その後しばらく 夫は似たような自転車を見かけると疑わしそうに眺めていたっけ。 次から次と その頃の出来事やら思い出で胸がいっぱいになってしまいました。
そして又クアハウスに戻り、私達は帰路へ 行きは夫が運転したので 帰りは私がしようと思っていたら、息子が運転したいと言う しばらくすると 昨晩の疲れもあり ここちよい睡魔が襲ってきたけど、すでに夫と娘は目を閉じてしまってる。 すると もう眠れません!! 息子の運転を信頼しようと努力しても 時には時速200Kmで飛ばしてるんですから後部座席に乗っていても 私の足はまるでブレーキを踏んでるように つぱったまま。 途中 「疲れたでしょ、運転変わろうか」と言う私の問いに 息子は「大丈夫だよ」と言う。
吊るしてある 交通安全のお守りを見つめ 私は手を合わしました。
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Last updated
2009.07.14 06:26:31
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