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カテゴリ:ポルトガル旅行記
7日目の夕方 ドウロ川上流地域のブドウ畑の間を走りやっと見つけたホテル。 スーツ姿の若い男性が丁重にお迎えしてくれました。 そしてまずはテラスへどうぞを言われ、出てみるとこんな景色が目の前に広がっていました。 ポートワイン産地としてユネスコの世界文化遺産に登録され、世界の美景のひとつに選ばれた事があると、スーツさんが誇らしげに説明してくれました。 景色を眺めていたら、ポートワインではなく、シャンパンが飲みたくなり、、、、、
そして かんぱ~~~~い 冷えたシャンパンが胃の中だけではなく、心にも染み渡って、、、、、最高!
テラスの下にブール そして葡萄畑が広がっています、、、、勿論泳ぎましたよ。
サロンはこんな感じ
カメラを片手にホテルの入り口付近にいたら、ご老人が入ってきて私と目が合うと「ホテルのゲストですか?」と聞かれたので「はい、そうです。 あなたは?」と問うと「ホテルの者です」という答。 てっきりホテルの使用人と勘違いしてしまったのですが、後にこのホテルの持ち主だと知りました。 夫も来て挨拶を交わしていたら、プライベートルームを案内してくれました。法律を勉強していたという彼の祖父の書物他、古い物が大切に保管されていました。 そして彼の居間にて 本場のポートワインをいただきながら話していたら、わずかだけどぶどう園を所有し、ポートワインを造っていると聞き、夫は思わず「そのワインは何処で買えるんでしょうか?」 その答は 「残念ながら自分が飲む為に作っているんで売る為ではないんです」 そして私が日本人だと知ると、「以前日本の女優さんが来ましたよ。名前は忘れましたが」 、、、、、誰だろう?
こういったマナーハウス内にはレストランは無く、自分たちでレストランを探すのですが、スーツさんから 「もうすぐ到着するイギリス人のゲストから夕食を希望され料理しますので 一緒に如何ですか」
その嬉しい申し出を喜んで受け入れ この部屋で団欒しながら食事。
ロンドンから来た4人のゲスト達は私達がドイツから来た事をすでにスーツさんから聞いていた様で、いきなりドイツ語の「グーテン ターグ」(ホントはこれは昼間の挨拶だけど) 結局ドイツ語はこれだけで、後は英語でお喋り(汗)、、、、解らなくなると隣の夫の肘をかるくつついて助けてもらいました。 スーツさんは係りの女性に指示しながら部屋の片隅に立ち、料理の説明をしたりゲスト達の会話に参加し、ジョークを言ったり、中々ユニークな人。 後からホテルのオーナーも参加して話題も豊富で本当に楽しかったです。答えられないような日本に関する難しい質問もなかったし。(笑) けれど、ちょっと恥ずかしい失敗談、、、、、、、スープの後の野菜のグラタンには魚が入っていたのですが、これも前菜だろう!と思っていた私は、メイン料理を美味しく食べたかったので、ほんの少ししか食べませんでした。 ですから、その後にデザートが出てきた時はショックでしたよ。 さすがに 「デザートは要りませんから、さっきの料理を又いただけますか」なんて言えませんよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.27 06:43:34
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