「いってらっしゃい」
ゆうきは今日、臨時で仕事でした。はい、休みのはずだったのですが、用事がある!という方のための振り替えだったのです。それは伝えてあったのですが、家族が半日年休を取ったというのです・・・。ゆうきが先に出勤するなど、初めてのことです。当然ながら、お昼ごはんも用意は出来ません。「お弁当作っておいたから食べてね。お茶はこのペットボトルに入っているからもっていってね。(※←水筒代わり)」「作業着はアイロンかけてこの袋に入れたからもっていってね。」「コーヒー飲んだら、コップ洗えとはいわないから、せめて流しの中に入れておいてね。」「ちゃんと電気と、コタツの電源は消しておいてね。」「ガスの元栓はしめてあるからね。あけたらしめておいてね。」なんだか子どもを相手にしているような台詞の数々。よく家族も怒らなかったものです。うん。心が広いなあ。おまけに、「いってらっしゃい」とか言ってくれました。自分が行くときも、帰って来るときも、言われたことのないコトバでした。ちょっと嬉しかったです。こういうひとことって、見過ごされがちですが、結構大切なんですね。でも、帰ってきて、見事に忘れられたペットボトルと作業着を見たときちょっと悲しくなりました・・・。まあ、人間だし、そういうこともあるものですけどね。