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カテゴリ:テレビのお話。
ちょっと。悲しくなっちゃった。
【今日のココロのオシャベリ。】 さっき。NHKハイビジョンで・・・ 「取り残された民衆・元関東軍兵士と開拓団家族の証言」 ってのをやってました。 満州からの引き揚げの方達の証言。 なんていうか・・・もう悲しくなってしまいました。 自分ってなんにも知らないなぁって。 こんなことがあったことも知らなかったし。 父方の祖父母は朝鮮のピョンヤンから引き揚げてきました。 まだ祖父母が生きていた頃、よくお話を聞かせてもらいました。 終戦の日。周りの朝鮮の方々がバンザイをしてお祝いをしていた。 いつ襲われてもおかしくない状態。 順平じぃちゃんは日本刀を持って一晩中家族を守ってたんだって。 家族4人で夜中に歩いて港を目指し、昼は身を潜めてたそうです。 やっと日本に帰ってきても親戚は助けてはくれず。 友人たちにいっぱい助けてもらった。友人は大切だと言ってました。 母方の祖父母。ヨシゾーじぃさんは南方へ中隊長として参戦。 毎年温泉での戦友会に行ってました。同窓会の感じなのかな? お調子者の彼。仲居さんのパンツをかぶった写真がありました(笑) でも、戦争のお話はあまりしてもらえなかった。 流れ弾がくるぶしに当たった傷は痛々しかった。 戦争とはいえ、ヨシゾーは人を殺めたこと、言えなかったのかも。 母方の祖母。なちばぁちゃんは富山の軍需工場でお仕事をしてた。 大空襲の時、体調を崩していてたまたまお休みしてて助かった。 でも、なちばぁちゃんからも戦争のお話は聞いたことがない。 自分、今なちばぁちゃんに戦争のお話をしてっとは言えない。 言わないというコトは言いたくないんだと思うから。 こんなに悲しい出来事を言葉にするのって難しいと思う。 TVでおじいさんやおばあさんがやっと60年経ったから言える・・・ そう言ってらっしゃいました。 口にする勇気、本当にすごいと思います。 自分は戦争の恐ろしさを知らずに今平和にのほほんと生きてます。 それはとってもシアワセな事。 でも、60年チョット前には恐ろしい毎日だったんです。 ずいぶん前って思うけど、たった60年。ホントたったなんです。 絶対に忘れてはならない出来事。 絶対に繰り返してはならない事。 平和なくしてシアワセはないんだから。 【今日の二曲目。】 ここにある未来(木根尚登) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 11, 2007 10:38:03 PM
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