独断と偏見のロ～～マンス

ホーム・カミング＊ジュディス・アーノルド＊ハーレクイン・アメリカン・ロマンス

あらすじ

友人と二人で小さな内装施工会社を切りまわし、
顧客が持ちこむ無理難題に毎日追いかけられているリサ・キャベンダーにとって
週に一度、母校RISDの夜間クラスで、
若者たちを相手にインテリアデザインの講義をする時間は、
生き生きと自分を発揮できる楽しいひとときだ。
ある夜、講義を終えたリサに、見知らぬ男性が近づいた。
どう見てもRISDの学生には見えない。
彼はリサに、ある古い大きな屋敷の改築を任せたいと言う。
深く黒い瞳、落ち着いた声、あたたかい微笑―
その男性に、もちろんその仕事の話にも、リサは即座に心をひかれた。
しかしなぜ、彼は唐突にここに現れて大仕事を依頼するのだろう?
その人がリサに接近する本当の動機を知ったとき、彼女は…。

独断と偏見

古きよき時代（？）のシリーズ・アメリカン・ロマンス
少々最近のロマンス文庫に食傷気味だったので
手当たりしだい古いものを読んでる中で
ジュディスのストーリーは可もなく不可もなく
暇つぶしにはもってこいのお話ですの（コラコラ・・・）
彼女が出してる中で最もお気に入りのシリーズは
ハーレクイン・スーパーロマンスから出てる
【ダディ・スクール・シリーズ】（たしか五冊程出てたんじゃないかな？）
男手ひとつで子供を育ててるパパのための講座がキーパーソンで
なかなか、笑いあり、涙ありのアットホームストーリー・・・
って、それは別のお話で
このホーム・カミングはまぁ、根無し草のお貴族様の跡取り息子が
故郷に戻って家庭を持つ・・・というような話で
アメリカン・ロマンスと言うシリーズの特徴はなんなんでしょう？
（セカンドチャンスラヴは、離婚歴のある女性
　スーパーロマンスは、ヒューマンドラマ・・・とそれぞれ特徴があるのに・・・）
特徴的には、キャリアウーマンの恋のお話のようには思うのですが
ともかくこのヒロイン最初から最後まで

「私は一度傷ついてるの！やっぱりあなたもひどい人ね！
　信じられるわけが無い！話なんて聞かないわ！」

と言う頑なな態度・・・ヒーローよくプロポーズしたね？
しかしこのヒーローもはしにも棒にもかからん
のっぺらぼうな印象薄々男・・・
まぁ、本当にスカ本や地雷本で疲れた頭には
いい骨休めでしたがこれと言った特徴も無い暇つぶし本でした・・・