テーマ:ロマンス小説 読書日記(461)
カテゴリ:読後感想
涙は愛のために*ダイアナ・パーマー*ハーレクイン・プレゼンツスペシャル PS-62 あらすじ 誰にも心を許してはいけない。 たとえ愛してしまった人にでも。 ―仕事上のいきさつで命を狙われるはめになり、 グローリーはテキサス州の小さな町にやってきた。 身分を隠し、農場で働くことになったのだ。 農場の監督役はロドリゴ・ラミレスという長身で黒髪の男。 グローリーと顔を合わせるや、彼は不機嫌な声で言い放った。 「きみとふざけてる気分じゃないんだ」。 独断と偏見 セニョール・ラミレス あんたってそんな男だったんだ? 【許されぬ過去】ではあんなにいい男だったのに・・・ ああ、そんなことは最初からわかってたわよ 脇役しかも、ものすごく素敵な失恋男(またはすばらしい兄) それがダイアナ母さんにかかるとヒーローになった瞬間 とんでもない鬼畜・オオバカ・ゲス野朗に成り下がると言う この法則を忘れたわけじゃぁあるまいに・・・ それでもついついつぶやいちゃいましたよ 「セニョール・ラミレス、あんたって・・・」 ともかくこいつってば見下げ果てた階級意識男 早い話が農場の無教養な貧乏家政婦ごときが自分の横に立つのは 恥ずかしい・・・ ちょっと奥様聞きました?【恥ずかしい】ですよっ! ガマンがならんとか、気に食わないではなく 言うに事欠いて【恥ずかしい】 いやもう、その思考回路は読んでるこっちが恥ずかしいよっ! 前作で横恋慕してた仕事上のパートナーに 未練タラタラ、よだれダラダラな態度を隠しもせず それでもヒロインをおいしくいただいて 挙句の果てに「無かったことに・・・」 はぁぁ?それ以外にもいろいろむかつくエピソードはあるものの ナニがむかつくって 夜中大取物で負傷し、病院に担ぎ込まれたヒーロー そこへとるものもとりあえずかけつけた 妻であるヒロイン・・・ 「同僚たちの前にあんな髪がぼさぼさで 貧乏な農場の家政婦のいでたちで・・・教養も何も無い姿で現れて恥ずかしい・・・」 そういうような表現したんだよっ! コレってどうよ? じゃぁなにかい?今まさに結婚披露宴にでも出かけそうな出で立ちで マニュキュアどころかネイルアートできらびやかに飾った指先で エベレストほど高く結い上げた髪型で 救急医療室に「あなた大丈夫?」と入ってこいと? いや、そのほうが恥ずかしいだろ? ってか、そういう表現を平然と口にさせるダイアナ母さん ロマンス作家としてどうなのか? いやいや、しかしダイアナのヒーローが 素敵メンになったらそれはそれで期待はずれなんですが・・・ (どうなのこの読者?) で、今回のヒロイン・・・今までのドアマットとは一味もふた味も違う 「キーキー女」 何かといっちゃぁトラウマ、トラウマとうざったい! そりゃぁわかるよ、そんだけ悲惨な過去オンパレードなら トラウマのひとつやふたつや、みっつ、よっつ・・・ あって当然、無くては不思議と言うほどの壮絶さ しかしそれを聞いたヒーローが案外さらっと流したのが信じられん! あそこはもっと謝罪・懇願・すがりつきだろ? いえいえ、それじゃぁダイアナヒーローじゃぁないね そうだね?この不完全燃焼さが まさにダイアナを読む醍醐味ね(ヘタなしゃれじゃぁございません。) しかし・・・今回あて馬的に出演したキルレイブン 前回凍てついたハートにも登場したキルレイブン・・・ いい男だよね?優しい男だよね? こいつの話が本国でもうすぐ出るらしい・・・ どれほどの鬼畜に変身するのか楽しみだわ(すでに方向性を間違ってる・・・) スピン 多くは語りませんがダイアナ・ワールド・・・ スピン・関連作は死ぬほどいっぱい! (すでに把握することを放棄した模様) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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