テーマ:ロマンス小説 読書日記(461)
カテゴリ:読後感想
淡き影と愛の呪い【デモニカ・シリーズ2】*ラリッサ・イオーネ マグノリアロマンスL1-02 あらすじ ルナが恋に落ちたのは、 彼女の胸の奥に潜む欲望のすべてを見抜いてしまう、セクシーなシェイドだ。 しかし、シェイドの裏切りに傷ついた彼女は、 思いがけない事態から、 “人間”ではない存在へと変えられてしまう。 そして、そうなってはじめて、 自分が愛した男の正体がインキュバスだと知ったのだ。 そんなルナと最悪の状態で再会したシェイドには、 彼女を愛してはいけない理由があった。 彼は未来永劫の苦しみをもたらす愛の呪いをかけられていて、 もし誰かを愛してしまったときには、 その相手を殺さなくてはならないからで…。 デモニカ・シリーズ第2弾。 独断と偏見 確か前作はマグマグ刊行第一弾だったような記憶が・・・ そして、オークラだからエロいのよね?と思って飛びつき 結構いいじゃない、とにんまりしてたのに その後続々トンデモ地雷本を続けざまに発行し ワタクシと心の双子にぬぐい切れない傷を負わせたマグマグ・・・ ですがこの、デモニカシリーズは買いですよ!奥様!! シリーズ二作目といいながらもたるむことなくラストまで一気読み 一作目のロミジュリ設定(狩る側と、狩られる側の恋)もなかなかツボでしたが 今回は普通の人間(普通なのか?)が狼男にうっかりかまれて 気がつけば狼女になりましたとさ・・・などと言う笑えない設定 しかもヒーローはデーモンなのになぜか呪いをかけられて 誰も愛することができない・・・ さらに実は第三の組織(前作の感想を読んでください)で悪巧みをしてるのは 死んだことになってたデーモン兄弟の一番上 そいつを罠にはめたのは・・・ともかく設定がハチャメチャなのに 妙に読み手を納得させると言う力技 前作カップルも結構出張っててそのヒーローのツンデレ具合が いまどきのはやりよねぇ、と言うぐらいにワタクシのツボを押してきて 主となるH&Hのあれこれより そっちが気になっちゃって(笑) ああ、そっちが気になると言えば その一作目のヒロインの姉ちゃん(デーモン・ハーフ)と 元イージス(狩る側の組織)に所属していた 生粋の人間のはず(ここ、突っ込みポインツですよ!)のお医者様 ・・・このカップルも布石がタンマリ そういや、今回のヒロインをうっかりかんじゃったおまぬけわんこもどうなるんだ? (いや、そんな書きかたしたらコメディみたいやん>違うから) ともかくかなり引っ張りながら物語が終わってるので次が気になる~~ と叫ぶこと請け合いです、が・・・ あとがきには次作の刊行は匂わされていません(泣) 生きてるうちに読めるだろうか? 最近シリーズ物が多くて読み終わるたびに 己の寿命を考えさせられてばかりでございます。 スピン 危険なエクスタシーの代償【デモニカ・シリーズ1】 クールで堅物なデーモンのお医者様がヒーロー 強くてかっこいいデーモンを狩るスレイヤーがヒロイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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