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カテゴリ:日々の出来事
彼は薄々気付いている。
私がオカシイ、と。 だけど、私の力にはなってくれそうもない。 「う~ん。自殺するほどつらいことがあったのかね?」 テレビのニュースを見ながら、彼が言った言葉に、私は何も返せなかった。 私が憂鬱そうにしてたら、「こっちまでおかしくなりそうだ!」と言われたことがある。 この人には頼っちゃダメ。 悩んでることとか話しちゃダメ。 そう思ったら、どんどん沈んでしまった。 彼はお父さんに似ている。 自分の母親や弟が入院している時。 「つらそうな顔は見たくない。」と言って、なかなか病室に入ろうとしなかった、あのお父さんに。 つらいときこそ力になりたいと思う気持ちはないのかな。 それとも・・・ 近くに居過ぎて、心配し過ぎて、そんな気持ちになれないのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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