秒速5センチメートル
先日、BSで放送された『秒速5センチメートル』を観ました。「秒速5センチメートル」とは、「桜の花の落ちるスピード」だそうです。第一部「桜花抄」の主な舞台となるのが、我が地元。どちらかといえば、彼の地元かな。県南方面に出かけることが多いので、週に一度はあの辺りの風景を眺めております。てか、今住んでる辺りも、あまり景色は変わらないか。(笑)「両毛線」で思い浮かべるのは・・・高校生の頃、休日、彼に会いに行くために使っていたこと。社会人になって、車を購入するまでの数ヵ月、彼が通勤に使っていたこと。「両毛線って、悪天候だとすぐ運休しちゃって、代わりにバスが出る。」と聞いたことがありますが、実際、どうなんでしょう。私の住んでいるところは雷が多くて・・・別の路線で、落雷の影響による運転見合わせというのに、何度か遭遇したことはありますけどね。観終わった後、深いため息をひとつ。せつない・・・その後、山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」の詩を読んで、せつなさ倍増。ところどころ、登場人物に、昔の自分自身を重ねてみていたように思います。ひとりで電車に乗り、数時間かけて、初めて行く場所に出かける時の心細さ。これから会う人を思い浮かべて、電車の中で過ごす時間。ドキドキしながら、好きな人を待っている時間。・・・とかね。ストーリーについては、賛否両論あるようですが・・・感じ方は人それぞれだと思いますので、検索せずに(笑)、まずは観てみてください。映像がとてもとても美しいので、機会があったらぜひどうぞ。 【追伸】ロケ地の写真が掲載してあるサイトがありましたので、鑑賞後に訪ねてみるといいかも。種子島、行ってみたいなぁ!