48 Rue du Cherche Midi

今日、とうとう航空チケット買いました。
HISのクリスマスセールで、
直行便で59,000円と
かなりお安くなっていたので、
買っちゃいました★

実は私、来年の1月に
ほぼ一ヶ月お仕事をお休みします。
私のお仕事はサラリーマンではないので、
自分の都合でお休みが結構とれるんです。
と言っても、貧乏性なのと人気商売ってのもあって、
ちょくちょく休む勇気がなく、
8月の疲労による入院を機に、
ついに決意してお休みをいただくことにしました。

で、何するかなぁと考えて、
引越しか、大好きなパリに行こっかなと
迷っていたのですが、
昨日のパリに住む親友のメールで
パリに行くことに決めました。

*彼女のメール*
↓
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bonjour ! ohisashiburi ! ogenki ? itsu France ni modotte
kuru desuka ? rennrakuwomattemasu yo ! soredeha.

?
お久しぶり！　お元気？　何時フランスに戻ってくるですか？
連絡を待ってますよ　！　それでは。

JP & Linda
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彼女は私と同い年の台湾人で、
私たちは、パリのフランス語学校に
通っているときに知り合いました。
知り合ったときは、彼女は
お金持ちのフランス人との結婚を機に
パリにやってきたばかり。
お友達もいなくて、フランス語も全然話せませんでした。
（でも英語はぺらぺら～。
台湾ではクリ○チャ○ディ○ールの秘書課にお勤めでした）
そのとき、私はほんの少し彼女より
パリのこともフランス語も分かっていたので、
学校が終わると、パリ中を二人で散策したり
フランス語の勉強を教えてあげたりと
毎日、楽しく過ごしました。

でも、彼女と知り合って1年後間、
私は日本に戻らなくてはならなくなりました。
（留学費用を出してくれていた愛人との約束のため）
私は、なんとなくもう彼女には会えないかもなって
気持ちで、最後に｢a bientot（またね）｣と言いました。

だって、日本に帰ったら、フランス語の勉強なんか
しているヒマはないだろうし、
しゃべらないうちにどんどんフランス語を忘れてしまうだろうし。
私は、英語が全然話せないから、
私たちの共通言語は、フランス語しかないし……。
もう、コミュニケーションがとれないだろうなって。

久しぶりでした、人との別れがこんなに
悲しいと思ったのは。
大人になると、別れに対してどんどん麻痺していくんですよね。
ま、いつでも会えるよねって気持ちがあるからなんだろうけど。

でも、彼女とのお別れは“いつでも会える”という
条件がなかった。
だから、悲しかったんでしょうね。

私は、日本に戻ってから、予想通り寝る間もなく働き、
予想どおりフランス語を忘れていきました。
彼女のことも、一緒になんとなく忘れて……
しまいそうになると、メールが来るんですよね、彼女から（笑
余裕があれば、必死にフランス語でメールの返事を
書いていたのですが、今年の夏から忙しくて
返信してなかったんです。

そしたら、日本語でメールが（爆笑
もちろん、彼女は日本語なんて話せません。
（お祖母さんが日本人なので、聞き取りは少しできるそうだけど）
どうやって書いたんでしょう。
妹さんが日本の商社にお勤めだって言ってたから、
教わって書いたのかもしれません。

で、もうこれは行くしかないでしょってことで、
長期休暇＆パリ行きを決めました。
私は、なんか自分が愚かだなぁと思いました。
親友とのコミュニケーションの努力を早々に
諦めてしまって、
話ができないから、友達ももうおしまいなんて
勝手に決めてしまって。

｢ごめんね、リンダ。
私、パリに戻るって言ったよね。
パリで働ける日本人になるって。
ちょっとその夢、諦めかけてました。
まだ、しばらく夢実現には時間がかかりそうだけど、
経過報告しに行きます。
また、カフェで恋愛論語ろうね、
タンニンで舌が真っ黒になるくらいワイン飲みながら★｣

てなわけで、1月、親友に会いにパリに一時戻ります☆
たのしみ！