テーマ:愛犬のいる生活(77214)
カテゴリ:家族(イヌ・ネコ)
ちょびの散歩、めずらしく明るいうちに、久しぶりにロンくんをお供に行きました。 天敵のダックス軍団やシェルティ親子にワンワカ吠えられたけど 何も言わず、お座りしてやりすごしたので 「ちょびは、イイコね~、おりこうさんね~」 って、ナデナデしました。 途中で、いつものように 「あら、立派なワンちゃんね~」「なんていう種類なの?」 って声をかけられ、顔見知りには 「ちょびはいつも、真っ白できれいね~」 って言われ、ナデナデしてもらって上機嫌でした。 自慢の娘でした。 写真を撮ろうかな、って思ったけど、暗くなってきたのでいいやって思って帰りました。 帰ってきて、なんとなく、ブラッシング・耳掃除・毛玉処理・伸びた飾り毛のカットをしました。 自分がちょびにしてあげられる、お手入れのフルコース。 ちょびはいつもなら途中で飽きて、ジタバタとするのに ウ~ウ~言うだけで、おとなしくされるがままでした。 ご飯の時間になったので、ご飯の用意をしました。 冷凍オーストリッチをお湯でゆがく間、いつもなら足元で 鼻をフンフンやってるのに、おとなしくお座りしてました。 いつものように駆け回っているロンくんやごまちゃんに いつものように「まだだよ~」って言いながら、支度をしました。 ご飯が出来て、順番にそれぞれのご飯場に置いていったんだけど ちょびがお座りしたまま動かなくて 「どうしたの?ご飯だよ」って、起こしてご飯のそばに連れてきました。 途中まで食べて休んじゃったので、器を手で持ってあげたら、全部食べました。 11日に、14日のイベント詳細が発表になるといってたので お誕生日本の情報更新をしながら、20時を待ちました。 20時になって、よしもとR&Cに詳細がアップされたので イベントトピックを作りはじめました。 なんだこりゃ~、細かくて厳しいな~、ひょっとして自分のせい?w 「ちょびがおかしいよ、ゼーハーしてるよ」 「あ~そうなの、ここ3、4日、ご飯や散歩の間にゼーハーしてるんだよね」 「すごい苦しそうだよ」 「動悸?どんなカンジ?」 ちょび、ちょっと待ってて~って思いながら、20時半、トピックをアップして、ちょびのところへ行きました。 ちょびは待っててくれました。 ゼーハー苦しそう。よだれも出てて、ちょっと吐きたいのかな? 「ちょび~、大丈夫だよ、お薬飲飲んだら楽になるよ」 病院から貰っていた、甲状腺のお薬をあげました。 うろうろしはじめたんだけど、腰が立たない。 「トイレ行きたいの?」 口の中が白くなってきました。 あ!って思って、すぐに先生に電話しました。 症状を説明しているうちに、口の中が青黒くなってきました。 「すぐに連れてこれますか?」「いきます!」 車の後ろがイベントに行ったまんま片付けていなくて ちょびを寝かせるスペースがなくて ちょびも大きいしグニャグニャしてるから、うまく運べなくて ちょっと時間がかかってしまいました。 ちょびは生後50日を過ぎた1998年7月に たった1人で、山形から飛行機でやってきました。 ペット用の部屋が飛行機にあるのかな?って思って 羽田に迎えに行って、貨物受け取りに行って下さいって たくさんの貨物と一緒に、小さなちょびは黄色いバスケットに入ってベルトコンベアに乗って出てきました。 本当は真っ白なグレートピレニーズなのに おしっこで真っ黄色になってて、もう名前は決めてあったから バスケット開けて「ちょび?」って呼んだら、指をクンクンしました。 超大型犬だから、何よりも先に「噛まない事」を教えました。 手や足にじゃれて噛み付いてきたら「噛んだらダメ!」って母犬のように、ちょびに噛み付きました。 ちょびは、いつの間にか噛まないようになりました。 1回も誰かを噛んだりしたことはありません。 1週間も経たないうちに、ひどい下痢がはじまりました。 駅前の、きれいな病院を選んで連れていきました。 コクシジウム症という、細菌でした。 それからも、ちょびはたくさん病気をして、入院もして、手術もしました。ちょびは、ものすごく頑張りました。 そのたびにこの病院にお世話になり、病院もちょび用のレインコートまで買ってくれて、とても可愛がってもらいました。 ちょびも病院が大好きで「先生んとこ行く?」と言うと、喜んでカッチャカチャと爪を鳴らしながら、玄関に行きました。 車の中で、息が止まった気がしました。心臓が止まった気がしました。 うんちの臭いがしました。 病院では、先生とAHTさん、4人で待っててくれました。 人工呼吸器つけて、注射いっぱいして、心臓マッサージして、みんなが 「ちょびちゃん!」「ちょび!」「頑張って!」 先生が「これ以上は、ちょびちゃんが可哀想ですから」と言ったので 「ありがとうございました」って言いました。 ちょびの顔をみながら、話をしました。みんな泣いてくれました。 2010年3月11日21時すぎ、ちょびは虹の橋の向こうへ旅立ちました。 病院で、ちょっとお待ちください、と言われて、待ってる間に 何人かに連絡を入れました。 14日一緒に行こうと言っていたAちゃんに行かないと言いました。 ちょびは、きれいにトリミングしてもらって、自分がガタガタに切った飾り毛も整えられて、肛門の処理も全部してもらってました。 院長婦人や先生たちが、みんなで車まで見送りにきてくれました。 家に連れて帰って、硬くなる前に、大きいダンボールを2つつなげて ちょびの棺を作りました。 そのままにしておくのは可哀想だから、朝になったらすぐにお寺さんに連れていこうと思いました。 病院で貰ったパンジーを入れて、ちょびのプーさんのブルゾン入れて、ぬいぐるみ入れて、おやつ入れて、サプリメント入れて 朝まで、お線香を間に、ちょびとたくさん話をしました。 あっという間、本当にあっという間に朝がきました。 もう朝になっちゃうね ちょびとお別れしなくちゃいけないよ ちょび、朝だよ? 起こしにきてくれないの? ちょび、起きないの? ごはんは? ごはんだよ? 食べないの? 食べてくれないの? おやつは? パンだよ。食べる? ちょうだい、しないの? もう何も食べてくれないの? 11時に、両国にある回向院につれていきました。 うちのワンコが、代々お世話になっているお寺さんです。 お花屋さんで、お花を買ってきて、蓋を閉じて、霊安室に入れました。 合同葬なので番号を貼ってください、と言われて、札を渡されたら 8番でした。 たくさんお出かけして、ちょびが大好きだった車のナンバーは「8888」です。 帰りの車で 泣いてもいいですか と 本当に僕でいいんですか を繰り返し聞きながら、泣きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月14日 01時49分08秒
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