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雪野玲の行き当たりばったり日記

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2006年11月15日
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カテゴリ:雪野の話

皆様、本当にお久しぶりです。雪野です。

最近風邪をひきました。

そして、雪野の周囲は色々と問題が発生しております。





  みんなお願い…、雪野を巻き込まないで(泣)。





今日はいつもとはちょっと違います。

何が違うかって???

いつもの雪野の日記(?)を期待している方。
 (期待している方、いるのかしら…。)

今回は違います!!!許してください。






最近、雪野は考えることが多くなりました。
一人でいると、同じ事を考えてしまいます。


それは高校卒業直後から今日までの約3年8ヶ月(細かいなぁ…)で起きた出来事。


高校生はごく平凡な生活を送っていた雪野。
…といっても心境的には複雑で、高校の友達はほんの少し。
素の自分を見せること無くただ過ごしていました。

この先もごく普通に過ごすものだと考えていました。

高校2年の冬、ある転機がありました。
両親の勤め先が破産し、二人とも無職になりました。
両親の会社が破産宣告をしたとき、全国ニュースで流れたこと

今でもしっかりと覚えています。

それまでは両親に守られて育った雪野。
当たり前のように大学に行くものだと考えていました。
しかし、このことで進学か就職か悩みました。

 薬学を学びたい…

しかし、現実を見たらそんなことを両親に言えない。
ましてや、私が大学に進学したら同時期に弟も高校進学なので、
両親の苦しみは増すばかり。

 大学に行きたい、だけど…

両親の願いは「就職」。
雪野の思いは「進学」。

半年以上話し合いは平行線でした。
しかし、昼間の大学ではなく夜間の大学に行けば何とかバイトで
学費を払っていけることがわかり、何とか説得し、今の大学を受験を決めました。
高校の担任には、迷惑ばかりかけました。

そんなこんなで高校を卒業した3月。
それから1年は何事も無く過ごしました。

大学1年の3月。また転機が訪れました。それは…

雪野にとって大切な人、叔母の秘密と
叔母の体に病気があり、余命を宣告されたこと。

この二つが雪野の目の前に突然来ました。
叔母は母の妹であり、雪野にとって一番なんでも話せる人でした。
雪野の進路について、友人、人間関係色々相談しました。

本当に支えでした。
今、彪と言う私にとって親友がいますが、その子を除けば叔母は心の支えでした。

余命数ヶ月、そして雪野は一生聞くはず無かったであろう、叔母の秘密。

突如訪れた現実感の無い叔母の状況。
なにか出来ないか、私に出来ることはないの?


そこにあったのは無力な自分。
お見舞いに行くたびに目に見えて弱っていく叔母。
ただ「がんばって。」としか言えない自分。

暗闇の中に取り残された感覚、誰にも言えない。家族にも言えない、私の気持ち。

ただ気持ちを押し殺し過ごした数ヶ月。

たった数ヶ月なのに永遠に続くようなこの気持ち。

無力さにただあがいていました。

叔母から話を聞いた3月から2ヶ月過ぎ…
大学2年の5月、叔母は36歳の若さで去っていきました。

私は、最後に立ち会えなかった。あんなにお世話になったのに。
叔母の状況の連絡が入ったとき、雪野は大学の行事に参加していました。

携帯がなっていたことに気づかずに仲間と過ごし、
2時間以上過ぎてやっと気づきました。


今でも後悔しています。最後に立ち会えず、笑顔でありがとうも言えず、
お礼も言えずになったこと。

今後悔してもしょうがないとは思う。過ぎたことだから。
しかし、当時の雪野は一時自分を責めた時期もありました。
無力な自分、何も出来なかった自分。

心に穴が開いた感覚、感情が段々麻痺していくような感覚。
次から次へと不安が襲い掛かる。
あの頃は自分を保つのに必死でした。






 あれから約2年が経ち、今年大学4年になりました。



大学2年の秋からつい最近まで、叔母の秘密を知ってしまった関係で色々ごたごたがありました。
ですが、当時大学2年生のときに比べ、精神的に安定してきました。

最近、過去のことを思い出しては、貴重な経験をしたなという気持ちがあります。

しかし最近は経験したことの無い事が立て続けにありました。


     就職活動 と 恋愛関係 


これらに関して、今大変頭を痛めております。
特に恋愛に関しては初心者に近いもので、頭が痛いです。

最近はこれらのことで考えることが多く、夜一人になると
考え込んでしまいます。


そんな時、ふっと頭に浮かぶのが叔母の顔。


     今のこんな私を見たらどう思うのかな?


                私の姿を見て笑い飛ばしそうだな。


            それともやさしいまなざしで話を聞いてくれるのかな?



今でも私の中に影響力があることを実感しています。
それだけ支えになってもらっていたこと、

改めて実感しました。



叔母さん、今の私を見てどう思う?
大きな声で笑う??
それともやっと成長したと思ってくれる???


人に頼ってばかりの私があなたのことがあってからは
少しずつではあるけど、自分の意思で物事を決めているよ。
まだまだ頼りないかもしれない。
だけど少しは成長したでしょ?
私の目標は自分の意思を持ち、周りに気を配れる自立した人間になること。
理想は叔母さん、あなたです。

感情的になってしまわないように気をつけるよ。


―――――


今日もふっと叔母を思いだし、気がついたらパソコンの前にいました。
長々と暗くなるようなことを書いていますが、
最近イジメや虐待などのニュースを目にすることが多くなり、
悲しくなり、今この文を打っています。

自殺のニュースを見るたびに胸が苦しくなります。


志半ばで命を絶たないでほしい。
子供が先にいなくなること、こんなに悲しいことはないです。

私は叔母という理解者を失ったとき、祖母を見れませんでした。
子供の葬式をしたい親はいない。
ましてや自分の命を分けた子供を送り出すのは精神的にきつい。


自分より若い子が、この先色々な可能性のある子が



  自らの手で人生を終わらせる。



こんな悲しい連鎖、食い止めたい。

…でも今出来ることは何か。

今の私が出来ることは…この考えをブログに書くこと。

少しでも自殺を考えている人にこの文を読んでもらって、

自殺を思いとどまって欲しい。

まだまだ未来がある、可能性があるのに断ち切らないで。

自分の意思で未来を切り開いて欲しい。

偉そうなことを書いているけど、これは雪野の正直な気持ちです。

今イジメにあっている人、虐待を受けている人。

未来をあきらめないでください。

あなたのことを理解してくれる人必ず現れます。

あきらめないで。






今回は、なんかメチャクチャな内容でしたが、、、

(しかもいきなり自分の身内の話だし。)

最近思ったことを書きました。暗い内容で長々とすみません。

皆様、あきらめてはいけませんよ!!

では、今日はこの辺で。

おやすみなさい~☆





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最終更新日  2006年11月16日 02時24分12秒
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