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カテゴリ:旅行・散歩・食事
今日は、午前中は部屋の掃除をし、
その後は写真展とコンサートに行って来た。 石内都の「mother's」を見に恵比寿の東京都写真美術館へ行ってきました。 写真には石内都の母親の遺した口紅、傷跡、着物、レースなどが撮られています。 それらの写真を見た瞬間、母親独特の香りを感じました。 口紅の香り、絹に染み付いたナフタリンの香り。 母親が母親ではなくて、女性として向き合っていた鏡台の香りを思い出しました。 石内都のそれらの写真を見てなぜか悲しい気持ちになってしまいました。 単なる写真にこれだけの表現力を持たせることができるだなあと関心してしまいました。 今回の写真展は女性の方はもちろん、 世のほとんどがマザコンである男性の方にも是非見て欲しいと思います。 夕方以降は、ボサノヴァを創り出した「ボサノヴァの神様」ジョアン・ジルベルトの コンサートに行ってきました。 ジョアン・ジルベルトは御歳76歳。 コンサートは開演時間より約1時間遅れて始まりました。 これはいつものことらしいです。 前回来た時は演奏中に20分程の瞑想状態に陥ったと聞きます。 ジョアン・ジルベルトの囁くような歌声は非常に心地の良いものでした。 途中何度かギターの音が飛んだりしてましたがそれもご愛嬌。 いつもにないゆったりとし時間を過ごすことが出来て、極上でした。 ふと、年を取ることがプラスに働いているっていいなあって思いました。 因みにボサ・ノヴァとはポルトガル語で「新しい方向」という意味らしいです。 ボサ・ノヴァを聞いたことがない人は一度聞いて見てください。 ブラジルの気持ち良い爽やかな風が頬を掠めると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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