☆のんびり日記☆

今日、旦那がアメリカへ旅立った。
昼の便で成田へ飛ぶので、空港まで見送りに行った。
私の妹が車で送ってくれたので大助かり。
少し時間があったので、お店でお茶して、それからお別れ。
展望デッキから飛行機が飛び立つのを3人で見たのだが、息子はずっと「お父さん、いってらっしゃい～！！」と手を振り続けていた。

空港の帰り、久しぶりに祖母の家に行った。
本当は、年が明けてすぐにでも行きたかったのだが、母が入院したりしてバタバタしていたので、結局行くことが出来ず。
ずーっとずーっと気になっていた。妹も同じ気持ちで、今日はせっかくだから会いに行こうということになり、祖母の家へ～。

久しぶりに会った祖母は、ずいぶん痩せていた。
笑顔は健在だったが、本人も自覚している通り、物忘れが激しいみたい。
何度も同じ話をしたり、どこに何があるのか分からなくなったり・・・。
同じ話をするのは全然構わない。何度でも「うん、うん」と話を聞けばいい。
中には「それ、聞いた」と知人から冷たく言われたりもするらしいが、祖母にとって会話は一番の元気の素だと思うから、「聞いた」と何度も言われると、会話することに臆病になるんじゃないか・・・と思ったりする。
もう80歳の祖母。祖父が亡くなってから（母が高校生の頃、他界した）女手一つで3人の子供を養ってきた。ずっとずっと頑張ってきたんだ。体にガタがきても、物忘れが激しくなっても仕方ないと思う。
祖母は無理をするとすぐメニエル病が発症する。目がグルグルまわって、何もできなくなるらしい。好きな編み物も、着物の着付けも、今はできない状態だ。

ほとんど一人なので、今日会えて本当に嬉しそうだった。
昔の話を何度もしてくれた祖母。泣くのをこらえながら話を聞いた。
ひ孫とも久しぶりに会えて、ずっと目を細めていた。
息子は「ひぃばーちゃん」と何度も呼んでいた。
これから時間を作って、ちょくちょく会いにいこう。
そしていっぱい話そう。
それが、一番の薬のような気がする。



家に帰って息子が言った。
「お父さん、明日の朝かえってくる？」
「遠くに行ったから、まだ帰ってこないよ。それまでお母さんと2人で遊ぼうね」
と言うと、ちょっと悲しそうな顔をしながら「はい」と言っていた。
おとうさん大好きだからな～。
私も、旦那が居なくて心細いような寂しいような・・・心にポッカリ穴があいたような感じ。
でも、居ない間は私が家を守っていかないと・・・。
頼りないかもしれないけど、頑張るぞ～！！