カテゴリ:音楽
2018年12月28日
昨日読み終わった「フレディ・マーキュリーと私」、読み終わった後もふと内容を思い出して考え込んでしまう。 以下、ネタバレあり 一番心に引っかかったのが「エイズをカミングアウトしたのはフレディ本人の意思ではないと思う」と書かれていたこと。 著者のジム・ハットンによると、マネージャーなど周りの人から説得されて公表したんじゃないか、だってフレディは一緒に生活していたごく身近な人達にも自分の病状を詳しくは話していなくて、いつも一人で医師のところへ行って治療を受けていたから世間に公表するなんてあり得ないと。 実際、公表する時間が迫るにつれ「もうすぐ世界中の人が知ることになるんだな」とつぶやいていたそう。 私もフレディがエイズを公表した文章を最近読んで感銘を受けたけど、本人が望んだのならともかく強要されたのだと思うと、最期まで心安らぐことがなかったのでは?このことがきっかけで死期を早めてしまったのでは?と涙が止まらない。 亡くなる前まで制作活動を続けてアルバムを出しただけで、みんなに充分勇気を与えることができたのだから。 改めてスーパースターは大変だなと。 若い頃は売れたい、有名になりたいと思っただろうけど、実際なってみたらフレディが望む生き方と違ってしまったのかな。 2019.1.7 追記 もう一度このシーンを読み返してみた。 最終的にはフレディ自身が公表を決めて指示したそうだ。 フレディの死をスクープしようと家の外で待っているマスコミをぎゃふんと言わせる為に。 でも不本意だったんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.07 13:07:06
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