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2023年7月9日(日曜日) 大動脈解離という大病を発症してから約1か月が過ぎリハビリに励む毎日。 術前体重121kg ↓ 術後体重1ヶ月後107kg 今回は、術後曖昧だった記憶をお見舞いに来てくれた方の証言などを参考に記録しておこうと ブログの更新を行うことにした。 どうやら術後に、脳機能にも影響があったようで幻覚や幻聴をみていたようだw ICUでたくさんの管や測定器具が装着されていたせいで、ほぼ天井をみて2~3日過ごす事になるのだが、 その間、天井に花びらが散るような映像?プロジェクションマッピングの様な映像が映し出されていると、 現代の病院はすごい進化を遂げているんだなぁ~と感心していたのだけど、それらの映像は幻覚だったようだ。 さらに、深夜に突然ハイテンションになり歌いだしたり、誰もいないのに誰かと会話を始めたりとやばい症状があったようだw ただ、看護師さんが部屋に来ると現実に戻されるようで、その症状を聞いてみると『せん妄』と呼ばれる症状らしい。 ※せん妄とは? ボーッとしたり、つじつまの合わない話をしたり、昼夜のリズムが乱れたり(昼間にウトウトして夜間は眠れない)、 夕方あたりからソワソワと落ち着かなくなったり、現実にはないものが見えたり、時間・場所が分からなくなったりするなどの症状が生じます。 とにかくこの頃は、自分の体や頭が自分自身のものと思えなくて、ふわふわ浮いたような感覚に加えて、喜怒哀楽が激しく自分を コントロール出来ていない感を強く感じた時期でもあった。 ICUから出るころには、せん妄の症状は随分とマシになり、術後1か月を経過した今では、幻覚や幻聴をみる症状はなくなったが、夜になると不安感は若干出てくる程度まで改善してきている。 何が不安なのか、その原因を考えると、それはもう『死』に対しての恐怖から不安が来ているのだと思う。 けれど考えたところでいつ死ぬかなんて誰もわからないし、幸い後遺症や合併症もなく奇跡的に死なずに済んだのだから、 もっと前向きに考えて、死ぬまで生きるしか選択肢はない!と考えるようになって、メンタル面はすごく楽になりつつある。 次にリハビリについて 術後ICUから一般病棟に戻った頃は、10メートル歩くのに2~3分かかっていたのが、退院するころには100メートル程度は歩けるようになり、毎日リハビリを続けることで、退院後10日で20分程度 連続で歩けるくらいまで(歩行速度はまだまだ一般の人の半分程度)までは回復してきている。 これはもう積み重ねしかなく、筋肉を動かせることを意識して毎日コツコツと続けていくしか体力回復の術はないようだ。 と、言っても雨や気温の変化で、毎日外に出て歩くというのは大変だけど、最近はイオンモールなどの大型商業施設でリハビリを続けるようにしている。 ここは空調や設備が整っているのと、数多くの商品が展示されているので、ただ単に作業的にリハビリするよりは気分的にも快適であるので、もし同じような症状の方がいればお勧めしたい。 そして、最近一番つらいこと9は開胸手術跡の闘いw のこぎりで胸骨を切って。万力でその部分を強引に開いて心臓の手術をするわけだけども、その傷が低気圧が近づくとすこぶる痛いw 咳なんてしたら激痛が走るし、痰を出すために強めの咳をだしたりしてもかなりの痛みが生じる、どうしてもせき込みたい場合はクッションを胸に強めに押し付けると少し楽に咳ができる。 しかし、常に近くにクッションがあるわけじゃないので我慢できずに強めの咳を出すと激痛が胸にはしる、それだけなら時間が過ぎれば楽になるから良いのだけど、痛みが強いと熱も出るので ここ最近一番つらいことではある。寝返りを打つたびに激痛が走るし、睡眠もこの痛みで熟睡と呼べる睡眠は皆無だ。 これが骨がひっつくまで3か月以上かかるらしいので、あと1か月以上はこの痛みと付き合っていかなくてはならないようだ。 と、まぁ不満を並べたらいくらでも書いていくことは出来るのだけども、こうしてブツブツと不満を言えるのは生きて、体や頭が正常に機能していてくれるからこそ…。 いままでは、そんなことは当たり前だったけども、そんな当たり前に健康に過ごせる日常がどれだけ幸せだったか、失った日常はもう戻らないけど、友達やこのブログを見てくれている方には こんなつらい病気は体験してほしくないので普段からの健康管理に力を入れてほしいな♪ そんなこんなで急性大動脈解離スタンフォードA型の発症してしまいましたが、頂いた命が尽きるその日まで出来る限り頑張ってこの命を全うしていきたいと思います。 それでは今日はこの辺で
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