あっさりした読書をしたい、と稀に思う。
江國香織でもいいし、中島らもでもいいし、
赤川次郎でもいいし、村上春樹でもいいし。
清涼飲料水を飲むようなスピードと量で、
後には取り立てて何も残らないような読書。
しかし未読のものであるという刺激だけはあって。
そんな衝動にかられる度に私は、
自分の本棚に絶望する。
薄味で未読の本、というのが無いのだ。
薄味の本なら探せばあれど、
「つまらなかった」という印象だけは残っているので
どうにも手が伸びない。
そんなとき、
自分がマンガを読む人種なら良かったのにと
ちょっとだけ憧れるのだ。
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Last updated
2009/06/16 12:12:02 AM
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