今日は車を洗おうと決めていた。
でも、家族が車を家で洗うのを見たことが無いので
どうしたらいいのかわからなかった。
スタンドで洗ってもらえばいいのに、とも言われたが
どうしても自分で洗ってみたかったのだ。
見慣れた景色の中にある、と覚えていた車用品の店に行く。
何やらただで検査をしてくれるというのでお願いして、
とりあえず洗剤のコーナーに行く。
検査の結果、エンジンは大丈夫だけど
タイヤがそろそろ本気でやばいですと言われる。
ちょっとした金額なのでそれはまたにしますと言う。
ついでに、検査してくれたお兄さんに色々教わる。
いちど洗ったら汚れがつきにくくなるやつがいいと言ったら
緑色のボトルのがおすすめだというのでそれを買った。
帰ってみて、スポンジもないことに気が付いた。
「やばい」タイヤを履いたまま出直すのも気が引けたので
歩いていけるホームセンターに行く。
床の敷物を外してはたいて干して、
ごみやら何やらを掃除して、車内を空にする。
何かあったらいけないのでぼろい半袖短パンに着替えて、
いよいよ洗車なるものに取り掛かる。
水をかけて、泥汚れを落として、
緑色のボトルの蓋を開けてバケツに注ぎ、
水で薄めてスポンジで泡立てて。
いちいちボトルの裏を読みながらやっていたので
あっというまに2時間経ってしまった。
初めての一回は、何事も説明書きに忠実にやりたいのだ。
それから何を思ったか、
窓の油膜落としと撥水コーティングまでやってみる。
もう、化学の実験みたいな心持ちである。
家には誰もいなかったから、
方々にものを散らかしてタオルもどっさり使って、
びしょびしょになりながらやった。
楽しかった。
次の雨の日が楽しみである。
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しまい湯を使ってあがると、まだ祖母が起きていた。
「あがったときに誰もいないと可哀相だといって
寝ようとしないのだ」と伯母が笑いながら言う。
私は孫なのだな、と思った。
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Last updated
2009/06/28 12:15:21 AM
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