国語辞典は、ひまつぶしにとてもいい。
これ一冊あれば家族みんなで楽しめる。
響きからは何だか分からない言葉を探して、
それが何かを当て合うのだ。
たとえば、クサンティッペ。
これはソクラテスの妻の名前。
たとえば、バーニヤ。
これは目盛りを更に細かく読み取るための道具。
手紙の例文集を、どこまで笑いを堪えて音読できるかも勝負のしがいがある。
カメラを貸してくれてありがとう、だとか、
そろそろ暴走族から抜けなさい、だとか。
私たち一家は今夜、ふとしたはずみでソクラテスの奥さんの名前を知った。
ソクラテスの奥さんの名前が偶然、家族の間に刻まれた。
そうやって、家族が出来上がっていくような気がする。
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Last updated
2009/07/23 11:07:58 PM
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