2番、3番まで歌詞を知ったらびっくり!という唱歌は稀にある。
ローレライは、水の妖精の歌に心奪われて船が次々に沈む歌だった。
「ローレライ」
訳詩:近藤 朔風
なじかは知らねど心わびて
昔のつたえはそぞろ身にしむ
さびしく暮れゆくラインのながれ
いりひに山々あかくはゆる
うるわしおとめのいわおに立ちて
こがねの櫛とり髪のみだれを
梳きつつくちずさぶ歌の声の
くすしき魔力(ちから)に魂(たま)もまよう
こぎゆく舟びと歌に憧れ
岩根もみやらず仰げばやがて
浪間に沈むるひとも舟も
くすしき魔歌(まがうた)うたうローレライ
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Last updated
2009/11/14 12:45:11 AM
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