あなたがいないのに
あなたが死んだというのに
時間の流れには何の支障もないようです。
ただ不思議です。
だってあなたが死んだというのに。
もう少し世界がきしんだりつまずいたりするのが
道理ではないでしょうか。
あなたが死んでしまったんですよ。
もっと一切合切めちゃくちゃに
狂って滞るものかと思っていたのに
死ぬ前の日や死んだ日とそれからは全く同じに
一日は朝から始まってきちんと昼になってから夜で終わる。
そして最も納得がいかないことに
少し待つだけでまた正確に次の朝がくるという。
あなたが死んでしまったというのに時間は進みます。
何も地球の自転公転に
あなたが影響を及ぼすとは考えないけれど、
ちっとも影響がないとなるとそれはそれで
どうしてだろうと首を傾げたくもなるのです。
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Last updated
2011/03/16 12:37:01 AM
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