|
テーマ:難病と在宅ケア(278)
カテゴリ:難病と在宅ケア(補足)
父はこの病気になってからみるみると痩せていきました。「骨に皮がついてるだけみたい…私のお肉をくっつけてやりたい」と母がいつも言っていました。 父に許可をもらってなかったため写真でお見せできないのですが、骨と皮なものですからちょっとした摩擦でおしり(仙骨部)の皮がやぶれてしまうので、いろいろ苦労しました。 対処方法はこんな感じです。 1、皮がはがれてひどいとき(血がにじんでるなど)は訪問看護師さんが持ち歩いている保護シールをはってもらう。2、皮がはがれているだけのときは家庭用のラップを適当な大きさにきってはる。3、おしりの下に「アクションパット」を敷く。 あまりひどくなることはありませんでしたが、1ヶ月に1回は皮がむけてしまっていました。本人は痛がることがないので、毎朝おしりを洗って確認していました。最近は皮がむけそうになることはありましたが、ひどくなることはなく、亡くなる1週間くらい前も皮がむけてしまいましたが治りかけていたところでした。 「アクションパット」です。アクションジャパン(株)さんのものでいろいろな種類があり、カタログも取り寄せできます。一部介護保険でレンタルできるものもありますが、大きいサイズのみのようです。うちは小さいサイズを購入し、おしりの下にしいて利用していました。 汚れても洗えるので便利でした。 http//www.actionjapan.co.jp カタログと一緒にこんな資料『正しい床ずれの予防と介護』も請求できました。これも無料です。 すべての商品に無料モニター品があるそうで、1週間くらい借りることができます(返品送料は自己負担となっていますが、介護用品(福祉用具)取り扱い事業者を通して借りれば返品送料もかかりませんでした)。 うちではこのまま利用せず、小さな枕カバーのようなものに入れて利用していました。吸湿性がよくなりました。お湯であたためてから使用すれば、体温との温度差もなくなります。一度あたためると冷めにくいみたいです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|