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前回の日記のコメントに書いたように
国や人によってそれぞれ対応が違いますが、 人間形成の上で、最も大切なのが生きる力のように思います。 幼児期の豊かな生活体験は生きる力の基礎をつくるのにとても大切だと思います。 でも私は 乳児期の育ちの方が重要なのではないかと感じます。 0・1歳児時期の「人間への信頼関係」を獲得したかどうかで その後の生き方に大きく影響しているからです。 生きる力は教えて得るものではないです。 0・1歳の子どもたちが経験する中で、 子どもが困った時こうして欲しいと思ったとき に大人がどう援助するか…で育っていきます。 (こうして欲しい時に 大人が敏感に気付き、それに合った対応をし、発展させるように援助すること) 例えば、言葉で言い表せない思いを子どもは、 指差しや「あー」などの声で訴えたりします。 そのような時大人は子どもの気持ちに共感したり、気持ちに添った対応をしたり… 泣きの中の気持ちも分かってあげたいですね。 うちのクラスの子ども達は 言葉が話せるようになってきて 懸命に今大人に伝えようとしています。 何を言っているのか分からないときも正直…。 ごまかして「○○ね」などというと、「違う~!」と怒ることも…笑 また、大人が子どもの成長する力に大きな信頼をもつ事で 「自分は信頼されている」という気持ちが得られます。 この気持ちが「生きる力」になっていくのだと思います。 色々な子どもを見ていて 大人の気分で子どもに対しての対応を変えるのではなくて、 子どもの年齢や一人ひとりをきちんと見て その子にあった対応をする事が大切なのだなと思います。 信頼関係は色々な成長の根底なのだと思うと 仕事の重みを感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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