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2005年の統計によると、児童虐待件数は3万4451人。 統計をはじめた1990年と比べると30倍以上にも増えている。 子どもの出生率も下がる一方…。 将来日本はどんな国になってしまうのだろう? そもそも子育てと言うものに対して 最近は「大変」「どうやって育てたらいいのか分からない」 というマイナスの思いを抱いている人が多いのではないか? 今は理解できない事件を起こす若者も増えている。 育児が下手になっているのではないだろうか? その原因はいろいろあると思うけれど、 私は自然から離れたことが原因の一つだろうと思う。 最近のお母さんが、自分の子どもに話しかける言葉で一番多いのが 「早くしなさい!!」だそうです。 「早く支度しなさい!」「早く早く早く!!」 農業社会や自然社会では、時間は自然に従っている。 農業は早く育て!と思っても早く育つわけではない。 今は自由に外で遊べないが、昔は外で遊んでいても、 陽が沈めば家に帰ったり… 時間の感覚も自然に従っている事が多かったのではないか。 農業では早くできるものもあるが、じっくり育つものもある。 こじつけではないが、 人間もじっくりやる人もいれば、テキパキする人もいることが当然と 考えやすかったのではないか。 自然の流れに身を任せるしかないという感覚が身につきやすかった。 現代は、山が自然から離れていき、保水力や川の栄養源となる力をなくしている。 自然も自然離れさせられている。 だからわたし達に分かりにくくなっていく一方。 自然には競争はないけど、お互いが支えあって共有する力がある。 それが人間にも必要なのに、分かりにくくなっている。 自然による災害をみても 人間が自然を支配する事なんてできない。 もっと自然と対話し、自然と仲良くしないと(自然に近い生き方をしないと) 子育てだって難しくなる一方。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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