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脳の話が続きますが…。
人間の脳は「前頭葉」「側頭葉」「後頭葉」「頭頂葉」に 分かれますが、人間が他の動物と比べて最も発達しているのが「前頭葉」にある 「前頭連合野」です。 ここは人間らしさや理性判断、創造などと関係しています。 私たちの喜怒哀楽はここでコントロールされています。 私たちは、何気なくおしゃべりをしていますが、 言葉は自分の考えを相手に伝える手段として 大きな役割をしています。 話すときには感情や思いを選択し、時には心を込めて話し、 自分の言葉が相手に伝わるように話そうとしています。 言葉の出始めは子どもによって様々ですが、 話すようになってから子どもは意思を懸命に伝えようとしてきます。 意思の疎通は発達するによって上手になります。 これは大脳の左側の言葉中枢が発達するからです。 赤ちゃんの脳の左右のうち左が優位で、身のこなしや言葉の発達とも連携しています。 感情を司る前頭連合野も発達し、左の前頭連合野で楽しいことを、 右では悲しいことを感じ、思春期までつづくそうです。 2~3才を過ぎると 左右の脳の真ん中の脳りょうが発達し、左右の脳球は互いに連携を保ちながら 発達していきます。 つまり、2~3才には脳神経細胞の調整によって感情を抑制できる ようになっていきます。 そして成長につれ、わがままや自我を抑えられるようになるのだそうです。 脳がまだ未熟な時期にわがままがでるのも当たり前ですよね。 自分をだせ、わがままがいえる大人がいるということはとても大切 ですね。 わがままで正直「もーー!!」と思ってしまっても 「成長の過程で当たり前!」「ちゃんと成長しているんだな。」 と思えたらよいですね~。 人間にとって「人間らしさ」の根本といってもよい「前頭連合野」を刺激し、 発達させるためには 人との関わりがとても大切なことが分かってきたそうです。 人間交流が希薄な時代となってしまいましたが、子供も大人も 人との関わりや、ふれあいをもっと大切にしていきたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月29日 21時00分47秒
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