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カテゴリ:その他
もうすぐ父の日ですね。
そろそろ、父の日に送るものを探そうと思いまして。 主人の父には、『つけもの』を送ろうと思ってます。 私の父は、残念ながら去年他界しました。 今年は、父が亡くなって初めての、父の日になります。 亡くなってるのだから、父の日はしなくていいのでは?と思いますが、私にとって、父の日は、特別な日なのです。 実は、父と最後に電話で話したのが、去年の父の日でした。 去年は、『最中』を送ったのですが、今思うと、ちょっと失敗でした。 入院していたので、病院できる洋服とかにすれば良かったかも・・・、と後で思いました。 ちょうど、抗がん剤をはじめたところで、食べ物の味があまりわからない頃だったようで、「食べたけど、あんまり味が分からなかった」と言っていたのを思いだします。 「賞味期限けっこうあるから、食べれるようになったら、食べてね」と言ったのを覚えています。 大病を患っているのは、分かっていましたが、私の考え方が甘かったんですね。 治るのは、難しい病気で、これからずっと、入退院を繰り返しながら、進行を遅らす感じになると、家族みんなが思っていました。ただ、死亡率も高いことも知っていました。 でも、自分の親がこんなに早く亡くなるなんて、想像つかないし、大丈夫だと思いたかったのかもしれません。 発症して、約半年で亡くなってしましました。 後から、病気について詳しくのっている本に、発症2年以内での死亡率が高いと、ちゃんと書いてありました。それも、知っていたのに、やっぱり亡くなるなんて、考えられなかった。 私は、結婚して他県に住んでおり、弟も仕事で海外におり、実家は父と母の2人暮らしでした。 飛行機を利用する距離に住んでるため、年に2回くらいしか帰れないのですが、父が入院した時は、たまたま、友人の結婚式の予定が元々入っており、帰省することができました。 そして、2ヵ月後にも、毎年バースデイ割引で帰る時期で、帰ることができました。 このときは、父も退院しており、元気になりつつある感じでした。 2歳の息子をつれて、父、母、私の4人で、お弁当もって公園に行ったり、観光地に行ってみたり、結構楽しく過ごせました。 父にとっては、初孫であり、まだ一人しかいない孫でもあるので、息子のことがかわいくて仕方なかったようです。実家に帰って、出産したので、オムツかえたり、ミルク飲ませたり、色々手伝ってくれましたし、いつも、お風呂は父が入れてくれてました。 息子がいたおかげで、この年で両親と公園でお弁当を食べたりできて、本当に良かったです。 それから、1ヶ月してまた入院することになりそして、入院して2ヶ月で自宅に戻ることなく亡くなりました。亡くなってから、きっと退院していた2ヶ月間は『神様が思い出を作るために与えてくれた時間だったのかも』と思っています。 大体いつも日曜日に、父に電話をしていたのですが、去年の父の日はちょうど日曜日でした。そして、次の日曜日、主人が休みで出かけたりしたこともあり、『明日、ゆっくりかければいいか』と思って、電話をかけなかったのです。 そして、次の日の朝、亡くなってしまいました。 この時ほど、『明日で・・・』と思ったことを後悔したことはありません。 それで、父の日に話をしたのが、最後になってしまったのです。 父の日、お花を贈って、お墓と家にお供えしてもらおうかと思っています。 いろいろ探しで、いいのを見つけました。
これにしようかと、検討中。
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Last updated
2007.05.23 21:58:27
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