ご無沙汰しています。母子3人での京都旅行、実家の両親たちとの白樺湖旅行と続き、帰ってきたらなんだか放心状態になってしまいました。
京都ではお友達と恒例の三重県もくもくファームに出かけた先で、夏の疲れからか(暴飲暴食のせい?)胃痛と熱で久しぶりにダウン。ご迷惑をおかけしたりもしましたが、楽しくて飛ぶように過ぎた5日間でした。子供たちも1年ぶりに会うお友達と、時間と距離を感じさせない親密さで賑やかに遊び続けていました。
こちらはモクモクファームでつくったミルクパンです。
帰ってきて寂しいと思う間もなく、白樺湖に出かけていとこ達と遊園地で遊びまわり、後は数日の夏休みを残すのみです。
さて、我が家にはオスのカブトムシが2匹おりました。ジイジの畑に行けばたくさん捕まえられるカブトムシも、自宅に持ち帰ってはなかなか飼い切れないので、実家で見るだけになっていたのですが、たまたま買い物に行った八百屋さんがおチビに「ぼく、カブトムシもらってくれないかな?」と半ばもてあまし気味、もしくは押し付け気味に?紙袋に入れて渡してくれたんです。
大きなオスと、小さなオス。男の子同士でかわいそうかなと思いましたが、小さな容器に入れて2週間ほど飼いました。もちろん、旅行から帰ってきた後も元気に生きていました。オスにしては長生きだと思いますが、それはきっと一緒に子孫を残すメスがいなかったからでしょうね。
昨日の夜、おチビに提案しました。「こんなちっちゃいところに閉じ込められて、結婚する女の子もいないし、もうすぐ夏が終わったら死んじゃうから、元気なうちにお外にだしてあげようか?」と。
怖がりでほとんど触ったりも出来ないおチビですが、毎日カブトムシを覗くのを楽しみにしていました。そして寝言でも「ジイジ、カブトムシきっと見つけられるね」なんて言ってしまうぐらい大好きでした。
嫌だと言うだろうなと予想していましたが、拍子抜けするぐらいあっさりと「いいよ、バイバイする」。それでもいざカブトムシが活動を始める夜になって放してあげる段階になったら、渋るのではと思っていました。
お天気が悪くて、夕方まで降っていた雨。逃がすのは明日にしようかと迷っていたら、雨は止みました。100円で買った小さなケースを抱えて、近くの畑に出ました。何も躊躇せずに箱から出して、カブトムシを草むらに置くおチビ。「ジイジの畑に行くんだよ~、ジイジと遊ぶんだよ~、また来年ね☆」と、まだその場を動こうとしないカブトムシに話しかけていました。
名残惜しくて、暗い草むらに手を伸ばして、どこにいるのか確認したり、しばらく畑から動けずにいましたが、蚊に刺されるよと私に促されて家に入りました。
さようなら、カブトムシ。残された時間はちょっとしかないかもしれないけど、また広い世界を飛んでね。夏の終わりに少しさわやかな気分を味わった夜でした。
そんなおチビさん、今日は予約してあった預かり保育に行っています。
久しぶりなので、靴箱のところで「ママと一緒がいい・・・」と。
泣きはしませんでしたが、ほんのり心細げな顔をしながら。