寒くなってきましたね。
そろそろクリスマスの準備を始めるころでしょうか?
我が家はとうとうサンタはいないとカミングアウトしてしまったので、
今年はいつもと少し違ったクリスマスになりそうです。
いきさつについてはまた後日お話しすることにします。
さて、皆さんは絶望したことってありますか?
「絶望」までいかなくても、かなり凹んだこと、ぐらいならあるんじゃないでしょうか。
先日、こんな本を見つけたので読んでみました。
【送料無料】絶望名人カフカの人生論
ものすごい絶望っぷりに声に出して笑っちゃいます。
まさに、絶望名人!
かなりメンタル面の弱い私ですが、
ここまで絶望したことはないなぁと
ちょっと元気が出るくらいです。
編訳者の頭木弘樹さんは言っています。
「カフカは誰よりも落ち込み、誰よりも弱音を吐き、誰よりも前に進もうとしません。
しかしだからこそ、私たちは彼の言葉に耳を傾けることができる。」
親に絶望、仕事に絶望、結婚に絶望、人付き合いに絶望...
偉大な作家と言われているのに、
こんなにも不幸の塊みたいな人だったなんて。
あまのじゃくなことに自分の病気(結核)には絶望しないんです。
不思議なひとです。
でもね、カフカの親友の言葉にちょっと救われるんですよ。
「君は君の不幸の中で幸福なのだ。」
私はその感じ、なんとなーくわかります。
ちょっと気分が落ちてきてるな、という人にぜひ読んでいただきたい一冊です。