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カテゴリ:引越し
韓国生活で今回が4度目の引越しでございました。 今までの中で一番、精神的にも肉体的にもやられました。 引越し前半戦。 我が家の荷物は6tトラックに入りきらず1tトラックを追加。 化粧台、滑り台、物干し台、水槽、ベビーカー、ベビーバスなどの不用品は当日捨てて行くことにしました。 それは、別にいいんですが。 こんだけ捨てても、ピチピチに詰め込んだトラック。 ところが! 新しい入居者に、リビングに残して行くはずのテレビ台が外にほっぽり出されるという 珍事件発生! この事件の解決ため新しい入居者(奥さん)との激闘とも言える話し合いをしました。 もともとの原因は、不動産の連絡ミス。 しかし、この入居者の奥さんが強烈すぎて、 引越しするためのエネルギーを全て注いでしまいました。 事件を簡単にまとめると、
テレビ台はソウルに持って行く予定→予定変更で残す→不動産が入居者に連絡しなかった→引越しの日、我が家のテレビ台が外にほっぽり出される
書きだすと、韓国じゃこれぐらいはありえる珍事件。 *つけたし:テレビ台(長さ2メートルほどありガラス棚が2つセットにあるもの)
今回、天安のアパートを2年間貸しての引越し。 電話一本無く、外にほっぽり出されたのも腹が立つのに、(発見者:旦那) 「他人の家を物置にするなんてとんでもない!」 と、怒号で入居者に言われてしまいカルボもプチッ
「もしも2年後には売る場合、テレビ台は売買価格に含まれるんです! 普通、家を貸す場合はテレビ台を置いて行きます!」(韓国ではそうなんです)
それでも、 「新しくテレビ台を買った、こちらが被害者だ!」 と強烈奥さん。
「夫婦2人なんだし、別にテレビ台くらい他の部屋に置いてもいいじゃない?家具屋に言って、テレビ台を他の家具に変えれいいじゃない?」 と、不動産屋のおばさん。←カルボが呼び出した
この言葉が勘に触ったのか、ますます激怒する強烈奥さん。 そこでカルボは、 「わたしは、不動産屋に置いて行くことを連絡したのに、ちゃんと伝え無かったのは不動産屋のミス。(ここはハッキリと!) もしも今トラックに入るのであれば持って行きたいけど、それは無理な状況。 それにテレビ台はアパートの売買価格に含まれるのだから、もし今、捨てることになったら、わたしの方がWパンチで被害者です! そちらは2年後に引越しとなったら、新しいテレビ台は持って行けるじゃないですか!?」 よくよく話を聞いたら、強烈奥さんはネットでテレビ台を注文したらしく、 配達日まであと4日あった。 まだ取り消し出来るし、もし手数料がかかったら、 それは不動産が負担してもらう。(ここはカルボが不動産屋のおばさんを説得) やっと、やっと、やーーーーっと、合意してくれた。 この強烈奥さんの話を聞いていると、 自分の計画を崩されるのが許せなく、融通が利かないタイプ。 ネットで探したテレビ台も気に入ったものが無くて、一ヶ月間も悩みに悩みまくったそうだ。 それプラス、ずっと新居での家具の配置に悩んでいたそうだ。 それが、いきなりテレビ台を置いて行くと聞かされ大爆発。 しかし、この強烈奥さんの気持ちは実はわかっていた。 実は、わたしもそういう気質があるからだ・・・・。(^^;) ソウルのアパート間取りとにらめっこして 数日前から家具の配置を考えたり、旦那に入居前、2度掃除に行ってもらいと、 細かく部屋の写真を撮ってもらっていた。
緻密に計算したいタイプ?ぷっ
なんとかひと悶着を無事解決して、天安の地を発った。 8年間住んだ思い出の天安。 しかし、ソウル行きの車内では珍事件で力を使い果たしたためか、 はたまた、わんわんとハムちゃんの臭いのためか、 車酔い。 憔悴しながらの移動なのでした。
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Last updated
2008年11月30日 18時02分37秒
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