韓国のチョンセ(まとまったお金を家主に預け引越しする時に全額戻ってくる)って、とってもいいシステムだと思ってたけど、
今は、すごく心労を伴うものだと感じている今日この頃。
現在のソウルの家はチョンセだけど、ものすごい勢いで急騰している。
約半年前に契約した価格よりも1億ウォンも上がってしまった。
契約が切れる1年半後は、いったいいくらになるんだろう?
すでに今から心配である。
一方、天安のチョンセで貸している家の問題。
こちらは、今トラブルの真っ只中だ。
入居者の転勤話があり、5月8日に引っ越すことになっている。
契約期間中の引越しのため、新規入居者との入れ替わり&同じ契約の条件&仲介料負担という条件で決まった話だ。
しかし、
今日、突然に新規入居者が「転勤が無くなり引っ越せない」と言ってきた。
契約金の10%は、契約時にもらって、またすぐに現入居者に送金済み。
(法的には現入居者への送金義務は無いのだけど、新しい引越し先の契約金にするとのことでチョンセを一部前払いした状態。)
契約取り消しとなれば、新規入居者のチョンセ10%の契約金が泡になる。
それに、数珠つながりになっている引越しする人たちにもトラブルが発生するだろう。
(わたしはそこまで心配する立場では無いけど。)
そこで、新規入居者が仲介を通して提案してきた話が、
まあ、耳を疑った。
「又貸し」
要は、新規契約者との契約をそのまま続行しながらも、
空室を又貸しするってことだ。
わたしたちには、「二重契約しろ」ってこと?それとも、勝手に「又貸し宣言」しちゃってる?
そういう話を仲介の不動産が進めようとすること自体、非常識にもほどがある!
当然断ったら、不動産おやじの逆ギレで電話を切られる始末。
ありえない!!
又貸し宣言する新規入居者もあれだけど、不動産おやじこそ実は仲介する資格をもって無いんじゃないだろうか?とまで疑ってしまう。
こりゃ大変なことになってきたー!と、一応、現入居者に電話を一本入れたら、
「わたしたちは8日に引越しますから。新規契約者も契約金を捨てる様なことはしないでしょう。」
あれ?動揺なっしんぐ?
このままじゃ引越し出来ないかもよ?
この揺ぎ無い自信はどこから?(^^;)
これくらい肝っ玉が据わってないと、韓国のチョンセで暮らしていけないのかも知れない・・・。