|
カテゴリ:food
昨年読んだ「小麦は食べるな!」(ウイリアム・デイビス著)
これからの人生のために、本当に読んでおいてよかったと思った本です。 小麦があらゆる不調の原因になることが、わかりやすく書かれていて、「ああ、そう言えば」と、小麦を食べた後に感じた違和感が、思い過ごしではなかったことに気づかされるのです。 何故か、パンを食べると、つい食べ過ぎてしまうのです。 パンの食べ放題、などというお店に行くと、確実にそうなります。 変に食欲がかきたてられてしまうのです。 それなのに、すぐにお腹が空いて、またさらにパンが食べたくなるという恐怖。 パンには中毒性があるとしか思えずにいました。 また、腸の調子も悪くなるので、パンをお腹いっぱい食べた翌日は、必ずスカートが何となくきつく感じるのです。 ところが、同じ炭水化物なのに、お米や蕎麦を食べたときには、このようなことはまったく起こりません。 一体どうしてなのか。 そのことに対する答えが、この本にすべて書かれています。 小麦食が、深刻な健康被害につながる例も多く掲載されていますので、からだの悩みをお持ちの方は、一度通して読まれてみることをおすすめします。 今後自分が何をどう食べていけばよいのか、重要なヒントが得られると思うからです。 これを読めば、やはり小麦は食べない方が身のためとわかります。 なので、完全に小麦断ちをするに越したことはないでしょう。 実際に小麦を数日でも断てば、確実に体調はよくなります。 脳も、心も、からだも(特に腸が!)軽やかになるので、気分や思考まで明るくなるのです。 ただ、小麦というのも、わたしたちの食生活にすっかりなじんでいるので、完全に断とうとすれば、また別のストレスが起こると思います。 そこで浮かびそうなアイディアは、米粉などを使って、小麦を減らしたパンを食べようと思うこと(笑)。 それも悪くはないのですが、こうした「ちょっとした無理」をしてまでパンを食べようとするのは、反対にパンへの依存を高めてしまうようで、反対に危ないのではないかと思います。 そこでご提案したいのが、パンは完全なる「嗜好品」だと思うことです。 もともとわたしたちのおばあさま、おじいさま世代の方たちにとって、パンで食事をするという習慣はありませんでした。 洋風のお献立であっても、主食はごはん。 そんなポリシーがあって、「パンはお菓子としか思えない」と、ばっさり言ってのけてしまうのです! いやはや、あっぱれです。 この感覚を、平成に生きるわたしたちも、少し取り戻してみてはどうかと思います。 パンを食べるなら、おやつとしていただくのです。 美味しいコーヒーか紅茶を淹れて、もちろんパンも、スーパーにある大量生産のものではなくて、こだわりのベーカリーで購入したものか、ご自身で焼いたもの。 決してマーガリンやファストスプレッドなどは塗らず、何かつけるならハイクオリティなバターかオリーブオイル。 ケーキをいただくような感覚で、特別なものとして食べるのです。 当たり前のように、主食としてパンを食べることから離れてみると、ぐっと小麦の摂取量は減ると思います。 また、さらに問題になるのはパスタやうどん、ラーメンという3大ヌードルチーム。 この美味なるものとどう距離を置くかということですが、まずパンを減らしたことで体調がよくなるしあわせを感じてみることからはじめればよいと思います。 小麦の影響力をからだで知れば、そんなに頻繁には食べる気が起こらなくなるもの。 ほどよい食欲で、食べ過ぎず、からだにとってちょうどいいだけの分量を楽しめて、消化もスムーズ。 食べることからストレスがないというのは、本当にうれしいことです。 そんな快適さを得るために、勇気を出して、小麦から離れてみませんか。 xxx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月09日 09時34分02秒
[food] カテゴリの最新記事
|